【厳選】小学生の知力を伸ばすボードゲーム10選|10~12歳向け

10-12歳向けのゲーム

きょーみ

こんにちは、きょーみです!

小学生のお子さんをお持ちのみなさん、普段家ではどんな遊びをしていますか?

今、世界のボードゲームが子どもの教育面でも注目され始めています。

『プレシデント Family』や『AERA KIDS』といった教育誌でも、「頭がよくなるボードゲーム」「家族で楽しむボードゲーム」として、小学生向けのボードゲームが特集されています。

遊びながら計算力や表現力、観察力やコミュニケーション能力が身につくボードゲームは、知育や家族団らんに最適です。

子どもたちはボードゲームで楽しく遊びながら、「物事を自分の頭で考える力」を鍛えることができます。

今回は子ども向けのボードゲーム会を主催している私きょーみが、10歳~12歳の小学生のお子さん向けに厳選した10のゲームをご紹介します。

ゲームの選出にあたって、意識したポイントは3つです。

  • 子どもの創造力、コミュニケーション能力を伸ばすゲーム
  • 奥行きのある、高度な駆け引きが楽しめるゲーム
  • 遊ぶ度に違った展開があり、繰り返し遊びたくなるゲーム

遊んでいただきたいゲームが多く、ゲームの選出には苦労しました…

迷いに迷った挙句、特にオススメしたい10個を厳選。

是非この中から、お気に入りのゲームを見つけて遊んでみてください。

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創造力を高めるゲーム

まずは小学生の創造力を高めるゲームを3つご紹介します。

思考を促すゲームが、遊びながら自然とクリエイティビティを伸ばし、同時に対面のコミュニケーション能力も向上させます。

1. 絵に言葉を添える:ディクシット

『ディクシット』は不思議な絵のカードにお題をつけて、自分の選んだカードをみんなに”丁度良く”当ててもらうゲームです。

dixit_カード

親は手札から絵に合うお題を考えて発表します。

子は自分の手札から、お題に合ったカードを出します。

全員のカードが出揃ったら、子は親がどのカードを出したかを予想して投票します

親は全員が正解、もしくはハズレだと得点がもらえません。丁度良く当てられれば得点がもらえます。

きょーみ

丁度いいお題をつけるセンスが問われる傑作ゲームです。絵がまた一枚一枚いい味を出していて、カードは見方によって色んな捉え方ができます。フランス生まれの芸術的なゲームです。

『ディクシット』の詳しい紹介ページはこちら

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2. 絵と言葉の伝言ゲーム:テレストレーション

『テレストレーション』は絵と文字を交互に描いてスケッチブックを回しながら、お題を伝える伝言ゲームです。

テレストレーション-写真-ゲームの箱

ゲーム開始時に、全員お題カードをめくって自分のお題を決めます。

スケッチブックの最初のページにお題を文字で描いて、次のページに文字を表す絵を描きます。

隣の人にスケッチブックを渡して、絵を見て文字を書き…これを自分のスケッチブックが戻ってくるまで続けます。

全員が描き終わったら答えを発表します。

きょーみ

隣の人の意図を汲み取る想像力が試されるゲームです。最初に決めたお題が、思いもよらないお題に変貌することも。とっても盛り上がるパーティゲームです。

『テレストレーション』の詳しい紹介ページはこちら

blog_thumnail_テレストレーション-伝言ゲーム

3. リーダーの手腕が試される:コードネーム

『コードネーム』は自分のチームのコードネームを、うまくチームの隊員に伝えるチーム戦のゲームです。

コードネーム-写真-ゲームプレイの様子

各チーム1人ずつ、リーダーを選出します。

2人のリーダーのみが、コードネームの所属の在りかを知っています。

リーダーは自分のチームのコードネームが連想できる言葉をメンバーに伝えて、当ててもらいます。

全員のコードネームが当てられれば勝利です。

ただし、1人紛れている暗殺者のコードネームに触れてしまうと即アウトです。

きょーみ

言葉を連想して伝えるゲームです。うまくお題を伝えるのは大人でも難しく、高度な思考力が必要です。チーム戦なのもポイント。

『コードネーム』の詳しい紹介ページはこちら

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高度な駆け引きを楽しむゲーム

高度な駆け引きが楽しいゲーム4選です。

盤面を見極め、俯瞰的に物事を観察する力が身につきます。

4. 交渉と開拓:カタン

『カタン』は資源を集め、無人島を開拓していくゲームです。

カタン-写真-盗賊コマ

世界中で愛好家が多いボードゲームの一つで、様々な拡張セットも販売されている人気のゲームです。

ゲームはサイコロ運、交渉力、陣取り、多彩な戦略と、様々な要素が凝縮しています。

初回プレイ時は60分以上かかりますが、その分遊びごたえのあるゲームです。

きょーみ

ゲームを通して基礎的な確率の確率の考え方や、交渉のポイントが学べます。じっくり時間を取って遊びたいゲームです。

『カタン』の詳しい紹介ページはこちら

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5. 城塞都市を築く:カルカソンヌ

『カルカソンヌ』はフランスの街カルカソンヌを舞台に、道や都市、修道院を建てて得点を稼いでいくゲームです。

blog_写真_カルカソンヌ_最終得点計算例

タイルを形が合うようにつなげていき、道や都市に自分の色のコマを置いていきます。

道や都市、修道院が完成すると得点がもらえます。

タイル運と、タイル配置、コマ配置の戦略性のバランスが優れた傑作ゲームです。

きょーみ

特に2人で対戦すると、戦略性がグッと増します。毎年ドイツでは、カルカソンヌの世界大会も開催されています。腕を磨いて、まずは日本各地で開催されている予選会に挑戦してみるのもいいですよ!

『カルカソンヌ』の詳しい紹介ページはこちら

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6. 名高き宝石商を目指す:宝石のきらめき

『宝石のきらめき』は宝石商となって、名声を集めていくゲームです。

宝石のきらめき

宝石チップを使って、場のカードを買っていきます。

カードを集めていくと、だんだんレベルの高いカードが買えるようになっていきます。

拡大再生産ゲームの面白さを凝縮させた傑作ゲームです。

きょーみ

2014年にはドイツ年間ゲーム大賞を受賞した、大好きなゲームです。子どもよりも大人の方がハマってしまうかもしれません。

『宝石のきらめき』の詳しい紹介ページはこちら

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7. 基本の競りを楽しむ:フォー・セール

『フォー・セール』は物件を安く買って高く売ることで利益を得るシンプルな競りゲームです。

for-sale-写真-物件カード

ゲームは物件の購入フェイズと売却フェイズの、2フェイズに分かれています。

購入フェイズでは手元のお金チップを提示しながらライバルと競りを行い、物件を競り落とします。

売却フェイズでは手に入れた物件カードを売却して、小切手を手に入れます。

最も多くお金を稼いだプレイヤーの勝ちです。

きょーみ

競りと言うと難しく聞こえますが、プレイ事体は至ってシンプルです。いくらで物件を競り落とすか、他人との駆け引きが楽しいゲームです。

『フォー・セール』の詳しい紹介ページはこちら

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ブラフゲーム

最後に、時には嘘を交えながら楽しむブラフゲームを3つご紹介します。

中には、今や小学校で大人気の人狼ゲームの派生版もあります。

「子どもに嘘をつかせるなんて…」と思う方もいるかもしれませんが、ブラフができる能力は将来生きていく上で必ず役に立ちます

ブラフができるということはつまり、相手をよく観察し、思考を見抜く、コミュニケーション能力が高いということです。

ブラフの能力はゲームで鍛えていきましょう!

8. 進化系インディアンポーカー:コヨーテ

『コヨーテ』は自分だけカードが見えない状態で、全員のカードの合計値を予想するインディアンポーカーに似たゲームです。

コヨーテ-カードの種類

カードは表を見ないようにして、自分の顔の前に持ちます。

周りの顔色をうかがいながら順番に数を吊り上げていき、限界だと思ったところで「コヨーテ!」宣言をします。

時にはハッタリを織り交ぜながら、相手をうまく騙せるかどうかがポイントです。

きょーみ

頭の中で足し算、かけ算をしながら全員の合計値を予想します。暗算力と推理力が鍛えられるゲームです。

『コヨーテ』の詳しい紹介ページはこちら

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9. 一晩で決着がつく人狼ゲーム:ワンナイト人狼

『ワンナイト人狼』は人狼チームと人間チームに分かれて戦う、一晩で終わる人狼ゲームです。

ワンナイト人狼-箱

人狼は正体がバレないように身を隠します。人間は人狼が誰なのかを暴きにいきます。

通常の人狼ゲームとは違い、ゲーム途中で脱落者が出ません。

1ゲームが10分で終わるのに、濃い人狼体験ができる傑作ゲームです。

きょーみ

こういう疑心暗鬼になるゲームを、友だちと仲良く遊ぶことも大切です。ゲームの中で、嘘をつくことを楽しむ力を身につけます。

『ワンナイト人狼』の詳しい紹介ページはこちら

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10. ミッション達成を巡る戦い:レジスタンス:アヴァロン

『レジスタンス:アヴァロン』は正義と悪の2チームに分かれて戦う、正体隠匿系のゲームです。

レジスタンス:アヴァロン-写真-アーサー軍

毎ターン、冒険に向かうメンバーを選出し、そのメンバーで冒険に行って良いかどうかの投票を行います。

過半数以上に承認されたメンバーで冒険に向かいます。

5ラウンド中、見事3回冒険を成功させれば正義チームの勝利となります。

細かいルールはこちらのページをご参照ください

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きょーみ

限られた情報の中で、お互いの役職を推理し合う人狼系ゲームの傑作品です。投票結果などの情報を元に、相手の嘘を見抜き、真実にたどり着くことはできるでしょうか?

おわりに

小学生高学年のお子さんにおすすめのゲームを10個、ご紹介しました。

小学校高学年にもなると理解力が高まり、できるゲームの幅がグッと広がります。

1つのゲームを極めるのもいいですが、広い視点を持って色んな種類のゲームを楽しむのがおすすめです

慣れてきたら、親戚や友だちなど初めてゲームをする人の前で、ゲームの説明をすることにも挑戦してみましょう。

ゲームのルールを上手に伝えるためにはコツが必要で、子どものプレゼンテーション能力を伸ばすいい機会になります。

是非色んなボードゲームで、ご家族やお友達と一緒に遊んでみてください。

きょーみ

遊びながら、上手くなろう!どんどん仕掛けよう!