【厳選】小学生の知力を伸ばすボードゲーム10選|6~8歳向け

小学生向けゲーム

きょーみ

こんにちは、きょーみです!

小学生のお子さんをお持ちのみなさん、普段家ではどんな遊びをしていますか?

今、世界のボードゲームが子どもの教育面でも注目され始めています。

『プレシデント Family』や『AERA KIDS』といった教育誌でも、「頭がよくなるボードゲーム」「家族で楽しむボードゲーム」として、小学生向けのボードゲームが特集されています。

遊びながら計算力や表現力、観察力やコミュニケーション能力が身につくボードゲームは、知育や家族団らんに最適です。

子どもたちはボードゲームで楽しく遊びながら、「物事を自分の頭で考える力」を鍛えることができます。

今回は子ども向けのボードゲーム会を主催している私きょーみが、6歳~8歳の小学生のお子さん向けに厳選した10のゲームをご紹介します。

ゲームの選出にあたって、意識したポイントは3つです。

  • スマホゲームに負けない、プレイヤーをワクワクさせる面白さ
  • 子どもの計算力、表現力、観察力を伸ばす知育性
  • 大人同士でもこっそり遊びたくなる、よくできたルール

是非この中から、お気に入りのゲームを見つけて遊んでみてください。

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計算力を高めるゲーム

まずは小学生の計算力を高めるゲームを3つご紹介します。

たし算とかけ算をベースに、数の面白さに興味を持たせることができます。

1. 足して「10」をつくろう:ぴっぐテン

『ぴっぐテン』は場に数字のカードを出していき、ぴったり「10」をつくるカードゲームです。

ぴっぐテン-写真-ぴっぐテン

手札から順番に場にカードを出して数を足していき、ぴったり「10」ができれば場に溜まったカードを獲得できます。

ただし、場のカードが「11」以上になってしまったら、自分の前のプレイヤーが場のカードを獲得します。

たくさんカードを獲得した人の勝利です。

きょーみ

サクサク進む、ついもう一回遊びたくなる傑作たし算ゲームです。「1」と「9」など10ができる組み合わせのカードは、グリム童話のペアになっているのもポイント。1回10分で終わるので、ちょっとした空き時間に遊べます。遊んでいるだけでグングン計算力がつきます。

『ぴっぐテン』の詳しい紹介ページはこちら

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2. 対戦型算数ゲーム:マスマジシャン

『マスマジシャン』はゲーム開始前に決めた3つの数字を、質問カードを使って絞っていき数を当て合う、2人用算数ゲームです。

マスマジシャン-写真-ゲームプレイの様子

「3つの数字の中に「9」はありますか?」「3つの数字を足すと奇数ですか?偶数ですか?」などの質問カードを使って、相手のカードの数字を絞っていき、手元の用紙に予想を書き込んでいきます。

数字がわかったら、「これは「6」です!」など相手のカードを1つ選んで宣言します。

予想が当たっていれば相手のカードをオープンできますが、外れた場合は自分のカードを1枚オープンしなければなりません。

相手より先に、3つの数字をオープンできた方の勝ちです。

きょーみ

勝つためにどの順番でカードを使えば、より早く答えにたどり着けるかを考えるため、計算力に加えて論理的思考力も身につきます。カードの中にはバトルを有利に進める強力な魔法カードもあり、かっこいいイラストが子ども心をくすぐります。

『マスマジシャン』の詳しい紹介ページはこちら

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3. スリル満点のすごろくゲーム:ウミガメの島

『ウミガメの島』はサイコロを振って自分のウミガメを進め、たくさんの卵を産むことを目指すすごろくゲームです。

ウミガメの島-写真-ゲームプレイの様子

島の回りをぐるっと回り、1周すると卵の点数カードがもらえます。

サイコロは1つずつ、最大3つまで振ることができます。出目の合計値×使ったサイコロの数だけコマを進めることができます。

ただし、出目の合計値が「8」を超えてしまったらスタート地点に戻されてしまいます

また、他のコマがいるマスにぴったり止まったら、ウミガメが上に乗っかります。

ウミガメの島-写真-運び損

下のウミガメの番では、上のウミガメも一緒に連れていきます。

卵カードがなくなるまでゲームを続け、たくさん卵を産んだプレイヤーの勝ちです。

きょーみ

上に乗ったり乗られたり、駆け引きが楽しい傑作すごろくゲームです。たし算とかけ算の計算を頭の中で行い、盤面を見てサイコロをもう一個振るか、やめるかの判断を行います。遊びながら基礎的な計算力が身につきます。

『ウミガメの島』の詳しい紹介ページはこちら

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観察力を伸ばすゲーム

次に、小学生の観察力を伸ばすゲームを5つご紹介します。

盤面をよく見て状況を把握し、正しく判断する能力が身につきます。

4. 脳みそフル回転:おばけキャッチ

『おばけキャッチ』はカードに描かれた絵をよく見て、正しいコマを素早く取るゲームです。

おばけキャッチ- コマ

5つのコマをテーブル中央に置き、カードを1枚めくります。

カードの絵柄は大きく分けて、2パターンあります。

  1. 絵と同じ形、色のコマがある
  2. 色と形がカードと一致するコマが正解です。

  3. 絵と同じ形、色のコマがない
  4. 色も形もカードに描かれていないコマが正解となります。

おばけキャッチ-カード

左:本、ねずみ、緑、赤が×、よっておばけが正解です。
右:ソファ、おばけ、ねずみ色、緑が×、よって本が正解です。

この2パターンのカードがごちゃ混ぜになっており、カードをめくって瞬時に判断して正解のコマをキャッチします。

カードがなくなるまでゲームを続け、一番たくさんカードを取った人の勝ちです。

きょーみ

かな〜り頭を使う脳トレゲームです。カードをよく見て頭をフル回転させるので、観察力と集中力が鍛えられます。

『おばけキャッチ』の詳しい紹介ページはこちら

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5. シンプルで熱い駆け引き:ハゲタカのえじき

『ハゲタカのえじき』は手札の数字カードを出して、ハゲタカのえじきである「ねずみ」の得点カードを狙うゲームです。

ハゲタカのえじき_写真-まとめ

得点カードを山から1枚めくります。

手札から1~15までの数字カードを全員一斉に出して、一番大きい数字を出した人が得点カードを獲得できます。

ただし、他人と出した数字が被ってしまうとカードを獲得することができません

15回勝負を行い、最も得点が多かった人の勝利です。

きょーみ

簡単なのに、熱い駆け引きが楽しめるゲームです。他の人がどんな数字を出すかを予想して、自分の戦略を組み立てます。一度使ったカードは使えないので、場をよく観察して何のカードが出たかを覚えておくとゲームを有利に進められます。

『ハゲタカのえじき』の詳しい紹介ページはこちら

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6. ドタバタ絵合わせゲーム:ナインタイル

『ナインタイル』は表裏に模様が描かれた9枚のタイルを組み合わせて、お題の通りにタイルを並べるゲームです。

ナインタイル-写真-タイル1

「よーいドン!」の合図でお題カードをめくります。

各プレイヤーは、自分のタイルを並び替えながらお題と同じ配置にタイルを並べます。

早く並べられた人がカードを獲得できます。たくさんカードを取った人の勝ちです。

きょーみ

スピード勝負の盛り上がるゲームです。表裏に絵柄が描いてあるので、ひっくり返しながら図形の完成を目指します。指先と頭を同時に使いながら、脳を鍛えます。

『ナインタイル』の詳しい紹介ページはこちら

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7. ペンギンの陣取りゲーム:それはオレの魚だ!

『それはオレの魚だ!』はペンギンのコマを動かしながら、魚をたくさん取ることを目指すゲームです。

それはオレの魚だ!-写真-ゲームプレイの様子

コマは6方向に一直線に動かせます。

コマを動かした後、ペンギンが元いた場所の魚タイルを獲得します。

タイルが欠けた場所は通過できなくなります。

全員コマが動かせなくなったらゲーム終了です。一番たくさん魚を集めた人の勝ちです。

きょーみ

一見シンプルですが、ペンギンをどう動かしてエリアを支配するか、結構頭を使うゲームです。目先の利益だけを考えるのではなく、長期的に考えていい戦略は何かを考える観察力、論理的思考力が育ちます。

『それはオレの魚だ!』の詳しい紹介ページはこちら

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8. 1部屋にコマを集めよう:パニックマンション

『パニックマンション』はたくさんのコマが入った箱を動かして、お題の通りに1部屋にコマを早く集めるゲームです。

パニックマンション-写真-コマを集める

お題カードをめくって、カードに描いてあるコマを1部屋に箱を揺らして集めます。

コマはヘビやおばけ、宝箱や目玉など、様々な形、種類のものがあります。

早く1部屋に集められた人はカードを獲得できます。いち早く5枚のカードを集めた人の勝ちです。

きょーみ

ガサゴソと箱を動かすのが楽しいアクションゲームです。コマには「よく動くもの」と「なかなか動かないもの」があり、どういう順番でコマを集めるのが効率的かを考えると、早く集められます。大人も夢中になってしまう、いいゲームです。

『パニックマンション』の詳しい紹介ページはこちら

パニックマンション-サムネイル

表現力を伸ばすゲーム

最後に、小学生の表現力を伸ばすゲームを2つご紹介します。

頭で考えたものを他人に発表することで、豊かな表現力が育ちます。

9. ひらがなサイコロ:もんじろう

『もんじろう』はひらがなが描かれたサイコロを使って遊ぶゲームです。

もんじろう-写真-サイコロ

しりとりゲーム、言葉作りゲームなど、様々なゲームで遊ぶことができます。

きょーみ

言葉に興味を持たせることができる、学習サイコロです。くるくるとサイコロを回しながら言葉を作る遊びをすれば、指先を器用に使う巧緻性が向上します。

『もんじろう』の詳しい紹介ページはこちら

10. 絵に合ったセリフを考える:ヒットマンガ

『ヒットマンガ』はマンガが描かれたカードに合ったセリフを考えて伝える、変則かるたゲームです。

ヒットマンガ_写真-取り札

ヒットマンガのカードは、読み札も取り札も全く同じで、セリフの部分が空欄になっています。

親は読み札を引いたら、絵に会うセリフや効果音などを自分で自由に考えて発表します。

子はこれだと思う札を早く取ります。カードが合っていれば、親も子もカードを獲得して1点がもらえます。

全員で合わせて4回失敗するか、全部のカードがなくなるまでゲームを続けて、一番得点の高かった人の勝利です。

きょーみ

今までになかった、盛り上がるかるたゲームです。絵に合ったセリフを考える想像力と、他人に伝える演技力が鍛えられます。

『ヒットマンガ』の詳しい紹介ページはこちら

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おわりに

小学生におすすめのゲームを10個、ご紹介しました。

優れたボードゲームで遊べば、子どもたち自身も気付かないうちにゲームの攻略法を編み出し、様々な力を身につけていきます。

大人も一緒に遊びながら、手本を示してあげることがポイントです。

大人も子どもも思わずハマってしまう、自信を持っておすすめできるゲームです。

是非ボードゲームで、ご家族やお友達と一緒に遊んでみてください。

きょーみ

子どもと一緒に過ごす時間が、楽しく実りあるものになりますように!