ウミガメの島/Mahe(1974)
ゲームデザイナー:Alex Randolph
:30分 :7歳~ :2~7人
『ウミガメの島』はウミガメとなって島をぐるぐる回りながら、たくさんの卵を産むことを目指すすごろく系ゲームです。
元々は『冷たい料理の熱い戦い』というゲームで、2014年に『ウミガメの島』としてリメイクされました。

もくじ
ゲーム概要
プレイヤーは最大3つのサイコロを使いながらカメを進め、たまごカードの得点を獲得していきます。
ゲームの準備
各プレイヤーは自分のカメを1色選び、いかだの上の乗せます。
1~6までの数字が書かれたたまごカードをよく混ぜ、4枚を裏向きのままゲームから取り除きます。
残ったカードをカード置き場にセットして、一番上のカードを表にします。
サイコロを降る
ゲームは時計回りに進行します。スタートプレイヤーはまず、サイコロを1つ振ります。
その後、望むなら2つ目、3つ目のサイコロを1つずつ続けて振ることができます。
カメが進める数は使ったサイコロの数×サイコロの出目の合計値です。
ただし、出目の合計値が8を超えてしまった場合はバーストとなり、いかだに戻されてしまいます。
21のマスにぴったり止まるか通過をした時、表になっているたまごカードを1枚受け取り、新たに1枚たまごカードをめくります。
カメが重なる
他のカメのマスにぴったり止まった場合、自分のカメを一番上に置きます。
下にいるカメの手番では、一番上にいるカメがサイコロを下のプレイヤーに振らせるかどうかを決めることができます。
下にいるカメが移動するときは、上にいるカメを一緒に連れていきます。
また、21のマスの通過した時にたまごカードがもらえるのは、一番上にいるカメだけです。
ゲームの終了
たまごカードがなくなったら、ゲーム終了の合図です。
カードがなくなった後に21のマスに止まるか、通過したプレイヤーは7点を獲得してゲームを終了します。
手持ちのたまごカードの点数を数え、一番得点の高かったプレイヤーの勝利です。
ここがポイント!
バーストするリスクを背負ってサイコロを振るか、堅実に進んでおくか、駆け引きが熱いサイコロゲームです。
たまごカードの得点も1~6と幅があるため、大きい数字を狙ってカメをうまくコントロールしましょう。
うまくカメの上を乗り継いで行けば、自らはサイコロを振らずにたまごカードをゲットすることも不可能ではありません。
また3つのサイコロを使って合計値7を作ると、3×7=21で一気にぐるっと一周してたまごカードを獲得することができます。
子どももできるシンプルなルールでありながら、サイコロ出目に盛り上がれる傑作ゲームです。
きょーみ
おわりに
『ウミガメの島』をご紹介しました。ボードは裏表で昼と夜の面になっており、お好みで選べます。
是非ご家族と、友人とウミガメの島で遊んでみてください。