ぴっぐテン/Pig 10(2010)
ゲームデザイナー:Ayelet Pnueli
:15分 :6歳~ :2~8人
『ぴっぐテン』は数字のカードを足して、ぴったり10になるように上手くカードを出していくカードゲームです。
サクサク進む素早いテンポと「ぴっぐテン!」の掛け声が癖になります。
もくじ
ゲーム概要
カードには1~10までに数字が書かれています。カードをよく混ぜ、各プレイヤーに3枚ずつ配ります。
最初のプレイヤーは3枚のカードの中から1枚を選んで、数字を言いながら場に出します。
カードを出したら、山から1枚カードを引きます。手札のカードは常に3枚です。
時計回りでゲームは進行します。次のプレイヤーからは場の合計値を言いながら、カードを出していきます。
カードの合計がぴったり10になったら、「ぴっぐテン!」と言って場のカードを全て得点として受け取ります。
場のカードの合計値が11以上になってしまったらバーストです。前の手番のプレイヤーが場にあるカードを全て獲得します。
「0」と「5」は特殊なカードとして以下のように処理します。
- 0
- 5
場の合計値が「0」にリセットされます。
場の合計値が5以下なら「+5」として、場の合計値が6以上なら「-5」として扱います。
また以下の場合は、バーストさせずに特殊なケースとして扱います。
- 直前のカードと同じ数字のカードを出した時
- 直前までに足されている数字の合計値と同じ数字のカードを出した時
その数字で場の数をキープできます。
合計値と同じ数字でキープできます。
キープするかどうか選択できる場合は、カードを出したプレイヤーが好きな方を選べます。
山札がなくなったら手札のカードのみで戦います。
カードを全て出し切ったら、獲得したカードを数えて最も多くカードを取ったプレイヤーの勝ちとなります。
ここがポイント!
ぴったり10を作るゲームなので、足し算を覚え始めた小学校低学年のお子さんにぴったりのゲームです。
コブタの絵は童話をモチーフにしており、10になる組み合わせのカードはペアになるように上手くできています。
2と8、1と9など、遊びながら自然にどの数字を組み合わせれば10が作れるのかが学べます。
8や9といった大きい数字を攻められると、出せるカードが少ないのでバーストしやすいです。次の相手が持っていなさそうな手札を予想してカードを出していきましょう。
逆に1、5、0といったカードはバーストしない絶対に安全なカードなので、勝つためには無駄に使わないように温存しておくことが大事です。
きょーみ
おわりに
大人同士で軽く遊ぶもよし、子どもたちで算数の勉強がてら遊ぶもよし。誰でも遊べる万能知育ゲームです。
小学校の入学祝いにも最適です。ご家族と、友人と、是非ぴっぐテンで遊んでみてください。