スコポーネ/Scopone 超おすすめトランプゲーム紹介

スコポーネ-サムネイル

スコポーネ/Scopone

:30分 :8歳~ :4人

『スコポーネ』は向かい合った人と2人1組になって戦うイタリアで人気のある4人用のトランプゲームです。

得点の種類が複数あり、それぞれの種目について相手チームと競い合います。

戦略
(4.0)
(3.0)
駆け引き
(5.0)

ゲームの準備

準備するもの
  • トランプ40枚(8,9,10を除く)
  • ポーカーチップ

トランプは各スート(マーク)から8,9,10を除いた40枚のカードを使います。

このゲームではJを8、Qを9、Kを10の数字のカードとして扱います。

Aは1として扱い、以降2,3,4…J(8)、Q(9)、K(10)の順に大きい数字となります。


スコポーネでは、ディールからプレイまで、反時計回りにゲームが進行します。

ディーラーはカードをよく混ぜ、右隣のプレイヤーからカードを裏向きに3枚ずつ配り、1周したらテーブル中央に2枚オープンします。

スコポーネ-図-カードの配り方1

同じように、右隣のプレイヤーからカードを裏向きに3枚ずつ配り、1周したらテーブル中央に2枚オープン、再び右隣のプレイヤーから3枚ずつ、全てのカードを配り切ります。

スコポーネ-図-準備完了

MEMO
万が一場にオープンした4枚のカードのうち、3枚以上がKだった場合はカードを配り直します。

ゲームプレイ

ディーラーの右隣のプレイヤーからゲームがスタートします。

自分の番では、手札からカードを1枚選んで場に出します。

  1. 場のカードと同じ数字のカードを出したら、場のカードと出したカードを獲得します。候補が複数ある場合は選べます。
  2. スコポーネ-カード獲得-その1

  3. 場の2枚以上のカードを足した数のカードを出したら、該当するカードと出したカードを全て獲得します。候補が複数ある場合は選べます。ただし場に同じ数字のカードがある場合は、そちらの獲得が優先となります。
  4. スコポーネ-図-カード獲得その2

  5. 上記以外の場合は、場にカードを流します。
  6. スコポーネ-図-場にカードを流す

獲得したカードは2人のうちどちらかの手元に、裏向きにしてまとめて置いていきます。

注意
場のカードが取れる場合は、必ず取らなければいけません。見落としに注意してください。

スイープ

手札からカードを出して、場のカードを全て獲得することをスイープと言います。

スコポーネ-図-スイープ

スイープを達成すると後述する得点とは別に、無条件で1点を獲得します。

スイープをしたら、スイープしたことがわかるようにカードを1枚表向きにして獲得したカードの山に混ぜます。

ただし各ラウンドの一番最後の手番に限り、場のカードを全て取ってもスイープにはなりません

ラウンドの終了

全員がカードを出し終えたら、得点計算に移ります。

ラウンド終了時に場に残ったカードは、最後に場からカードを取ったチームが全て受け取ります

以下の4種目にスイープの得点を合わせたチームの得点となります。

  1. カード枚数
  2. カードを21枚以上取ったチームは1点を獲得します。同数の場合、得点は入りません。

  3. ダイヤの枚数
  4. ダイヤを6枚以上取ったチームは1点を獲得します。同数の場合、得点は入りません。

  5. セッテベッロ(ダイヤの7)
  6. セッテベッロとはイタリア語で「美しい7」の意味。

    ダイヤの7を取ったチームは1点を獲得します。

  7. プライム点
  8. カードの数字には、それぞれプライム点があります。

    カードのランク プライム点
    7 21
    6 18
    A 16
    5 15
    4 14
    3 13
    2 12
    絵札(J,Q,K) 10

    獲得したカードの各スートから最もプライム点の高いカードの点を足して、相手チームと比較します。

    スコポーネ-図-プライム点

    プライム点の高かったチームは1点を獲得します。同点の場合、得点は入りません。

得点はポーカーチップなどを使って記録しておきます。

ディーラーを右隣のプレイヤーに移し、カードを配り直してゲームを続けます。

ゲームの終了

先に11点に到達したチームの勝利です。

ここがポイント!

一手一手が苦しくも楽しい、傑作トランプゲームです。

相手チームのスイープには、常に注意しなければなりません。

一度スイープされると、その後連続してスイープされて大量に得点を稼がれてしまうこともあります。

基本的には相手チームにスイープをさせないよう、場の数字を11以上にコントロールするプレイが求められます。


7のカードはプライム点に関わる大事な数字で、特に獲得するだけで得点できるダイヤの7は是が非でも取りたいカードです。

そのため、相手チームに簡単に7を取らせないように注意する必要があります。

例えば場に「5」「J」「Q」が出ているときに、安易に「2」を出してしまうのはよくありません。

次の番に「7」を出されれば「5」と「2」が取られ、場には「J」「Q」が残り安全に「7」を獲得されてしまうからです。


ただ、毎回安牌を切って守っているだけでは勝てないところもスコポーネの面白いところ。

失敗するリスクを承知の上で、骨を切らせて肉を断つ戦法が功を奏する場面もあります。

相手の挑発にも屈せず耐えに耐えた末に、相手の残り手札を読み切り、勝負手が決まった時の喜びは格別です。

きょーみ

わたしが一番好きなトランプゲームです。基本スコポーネは苦しい…苦しい中で、頑張ってやりくりして勝利を掴んでいく感覚が、たまらなく好きですね。

おわりに

トランプゲーム『スコポーネ』をご紹介しました。

超おすすめなトランプゲームなので、4人集まった時には是非試してみてください。

2vs2のペア戦がお好きな方には石川県能登町宇出津地区の伝統ゲーム『ごいた』もおすすめですよ。