iPhoneのホームボタンが使えないと、通常の方法でアプリの切り替えができません。
きょーみ
ホームボタンの機能に問題があれば、iPhoneの修理が必要です。
問題は、ホームボタンが使えない状態のiPhoneで修理日までの期間をどう過ごすか。
実はホームボタンが機能していなくても、画面タッチでホームボタンと同じような機能が使える「AssistiveTouch」を設定すれば、修理日までなんとか持ちこたえることができます。
今回はiPhoneのホームボタンが反応しない時にまず試すことを、2ステップでご紹介します。
もくじ
Step1:反応しなくなった原因を探る
ホームボタンが反応しなくなったら、まずは反応しなくなった原因を探りましょう。
ホームボタン自体の機能がおかしくなっているのか、それとも何か他に問題があるのかを確認します。
Appleの公式サポートページではホームボタンが機能しない場合の対処法として、以下の3つを推奨しています。
- デバイスを再起動する
- 保護フィルムやケースを外してみる
- ボタンの周りにゴミや埃が付着していないかを確認する
汚れを取り除いたり、再起動することで直る場合があります。
画面がフリーズしてしまい、再起動ができない時は強制再起動を試してみてください。
iPhoneを強制的に再起動する方法に関しては、以下の記事で解説しています

Step2:設定画面から「AsssistiveTouch」を設定する
上記を試してみても改善しない場合は、ひとまず「AssistiveTouch」の設定をします。
ホーム画面から「設定」を開き、「一般」→「アクセシビリティ」→「AssistiveTouch」を選びます。
※OSのアップデートで文字表記や場所が変更される場合があります。
「AssistiveTouch」をオンにすると、画面上に白黒のボタンが表示されます。このボタンは画面隅の好きな場所に動かすことができます。
ボタンをタッチすると6つのアイコンが表示され、さらにアイコンをタッチすることで様々な機能が使えます。
「ホーム」のアイコンを押せば、ホームボタンを1回押した時と同じくホーム画面に戻ることができます。
また設定画面の「最上位メニューをカスタマイズ」から、アイコンの種類や数を自分好みに変更することができます。
自分がよく使う機能に合わせて、適宜カスタマイズしてください。
以下、特におすすめのアイコンを2つご紹介します。
マルチタスク
ホームボタンをダブルタップするのと同じ効果があります。
アプリの切り替えがスムーズにできて便利です。
スクリーンショット
ホームボタンを押さずに画面のスクリーンショットを無音で撮ることができます。
よくスクショを撮る方は設定しておくといいでしょう。
ホームボタンを長持ちさせるために
ホームボタンを長持ちさせるためには、ホームボタンを酷使しないことが大切です。
できるなら修理せずに済むよう、普段からiPhoneを丁寧に使うように心がけましょう。
- ホームボタンを強く押さない
- 濡れた手/汚れた手で触らない
- iPhoneを落とさない
ホームボタンに圧力をかけて、余計なダメージを与えないようにしましょう。
手を清潔に保って、iPhoneに汚れを付けないようにしましょう。
不用意にiPhoneを落とさないように注意しましょう。
スマホをよく床に落とすという方は、スマホリングなどの落下ダメージ防止グッズの購入も検討しましょう。
おわりに
iPhoneのホームボタンが反応しない時にまず試すことをご紹介しました。
特に「AssistiveTouch」の機能は、いざという時のために覚えておくと助かります。
ホームボタンが壊れたなと思った時に、是非試してみてください。