MacBook Proバッテリー交換記録 Apple公式の修理サービスを利用した結果

MacBook Proバッテリー交換

Apple公式の修理サービス「Apple Care Service」を利用して、MacBook Proのバッテリー交換をしました。

修理前の状態
  • モデル:MacBook Pro (13-inch, 2017, Two Thunderbolt 3 ports)
  • バッテリーの状態:修理サービス推奨
  • 充放電回数:1,004回(700回以上で修理サービス推奨)
  • 症状:1度スリープさせると復帰できず、起動する度にに⌘+Rでリカバリーモードを発動。ディスクユーティリティからFirst Aid機能を使ってOSを修復し、起動に10~15分ほど時間を要していました。

修理に出す3ヶ月前からバッテリーの状態が悪く、起動時に?マークのファイルが表示される状態が続いていました。

Appleサポートからチャットで相談したところ、本体を修理に出すことに。配送業者に自宅まで集荷に来てもらい、リペアセンターへ郵送する形を取りました。修理の申し込み〜完了までの流れをお伝えします。

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修理の申し込み方法

Appleの修理サービスの問い合わせ方法は3つ。Appleのサポートページから行います。

  • Apple Storeへ持ち込み修理
  • チャットサポート
  • 電話サポート

今回は修理の目的がはっきりしていたのでチャットサポートを選びました。配送修理を選択した場合、Apple Storeまで行かずとも無料で配送業者に自宅まで来てもらい、MacBookを集荷してもらえます。

Apple Storeが近くにない方は特に、配送修理がおすすめです。

チャットサポートの流れ

問い合わせ方法で「チャット」を選ぶと、まもなくチャット画面に遷移します。担当者とチャットでやり取りを行い、修理の方向性を決めていきます。

症状の確認

はじめに具体的なMacの症状を聞かれます。

MacBookのバッテリー状態や充放電回数の確認

システムレポートから確認できる情報を聞かれます。チャットの案内に従って、担当者にデータを伝えましょう。

充放電回数を確認するには、左上のマークから「このMacについて」→「システムレポート」→「電源」を開きます。

解決策の提示

修理前に問題の解決策があれば、復旧に関する記事や動画のリンクを送ってもらえます。解決策を試した上で、修理サービスを利用するかどうかを決められます。

修理サービスの確認

修理サービスの金額や集荷方法等について確認を行います。その後チャットの案内に従い、リストに住所などの必要事項を記入していきます。

修理にあたって集荷前にこちらで必要な作業

  • iCloudからのサインアウト
  • iTunes Storeの認証解除
  • 修理担当者のための管理者権限ユーザアカウントの追加方法

を確認します。

決済

決済方法を選択して支払いをします。金額はAppleCare保証対象外のため、20,800円(税込)でした。

参考:Macの修理サービス(Apple公式ページ)

集荷日とバックアップ手順の確認

最後に集荷希望日時とバックアップの手順について、確認を行います。

問い合わせ開始から30分強で、修理の申し込みが完了しました。

なお金額に関しては点検時に別の問題が見つかり、変動することもあるとのこと。追加料金が発生する場合は、Appleサポートからメールが届いて修理を継続するかどうかを決められるそうです。

集荷〜修理完了まで

集荷の日になり、配送業者にMacBookを渡しました。集荷後はAppleのマイサポートから修理状況の確認ができます。

翌日には修理が完了し、2日後にMacBookが自宅に返ってきました。想像よりも早くて驚きました。修理期間に関しては、リペアセンターの混雑状況や居住地域によっても変わってくると思います。

修理から戻ってくると、MacBookと一緒に修理のレポートが同梱されています。今回はトップケース(キーボード、バッテリー一体型)を交換し、総合診断テストを実施したとのこと。中のデータはそのまま残っていました。

MacBook_バッテリー交換サービス

問題発生…2度目の修理へ

MacBookPro_キーボード

ところが修理から3日後、問題が発生しました。「起動時に?マークのファイルが表示され、起動できない」という、修理前と同様の現象が直りません…。

OSの再インストールを試してみても改善が見られなかったため、チャットから同じ流れで問い合わせを行い、再び修理を頼むことにしました。

2回目の修理は、集荷日から手元に返ってくるまでまるまる1週間かかりました。修理に必要な部品を発注するのに、時間がかかっていた模様です。

結果Flash Strageを交換し、中のデータが消えたまっさらな状態で返ってきました。1回目の修理の時に加入したAppleCareサービスの保証が効いていたようで、追加の修理費用はかかりませんでした

2回目の修理後、起動できなくなる問題は解消しました。

修理に出す前にやっておくべきこと

修理に出す前に、必ずデータのバックアップを取っておきましょう。1回目の修理ではそのまま返ってきましたが、2回目はMacBook内の全てのデータが消去されました。

TIme Machineを使って外付けストレージデバイスに保存する、クラウド上にデータを保管しておくなどの方法があります。

参考:Macのバックアップ方法(Apple公式ページ)

外付けドライブ・ストレージの売れ筋ランキング(Amazon)

私の場合、重要なファイルはGoogle Drive上に保存しておきました。修理の状況次第ではデータがなくなる場合があるので、バックアップは必須です。

また修理に出したMacBookは、1週間程度手元に戻ってこない場合があります。修理期間中をどう乗り切るか、作業環境についても考えておきましょう。

まとめ

MacBook Proバッテリー交換
  • Appleサポートへの問い合わせ方法はチャットがおすすめ
  • 配送修理を選べば自宅まで取りに来てもらえる
  • 修理期間は状況次第で最短で3日長くなると1週間かかる
  • MacBook内のデータは削除される場合があるので、バックアップは必須
  • 追加料金がかかる場合は連絡を受けた上で、修理を継続するかどうかを決められる

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