ボードゲーム情報のまとめサイトBoardGameGeekより、『パッチワーク/Patchwork』の1人用/2人用のバリエーションルールをご紹介します。
基本ルールはこちらからご確認ください。

もくじ
1人用:パッチワークキングを目指して
高得点を目指す、最もシンプルなソロプレイ用のバリエーションルールです。
通常通り、2人用のセットアップを行い、自分がスタートプレイヤーとなります。もう一つはダミープレイヤーのコマとして扱います。
ダミープレイヤーはパッチタイルを獲得してもキルトボードには置かず、得点計算も行いません。
ダミープレイヤーの手番処理
ダミープレイヤーのパッチタイル獲得条件は、時間ボード上の自分のコマとの距離によって変わります。
- 0~1マス
- 2マス
- 3マス
- 4マス以上
ダミープレイヤーのコマが自分のコマの上にある、もしくは1マス後ろにある時、ポーンから一番近いタイルをゲームから取り除きます。
その後、ポーンを取り除いたタイルの位置まで進めます。
ダミープレイヤーのコマが2マス後ろにある時、2番目のタイルをゲームから取り除きます。
その後、ポーンを取り除いたタイルの位置まで進めます。
ダミープレイヤーのコマが3マス後ろにある時、3番目のタイルをゲームから取り除きます。
その後、ポーンを取り除いたタイルの位置まで進めます。
ダミープレイヤーのコマが4マス以上後ろにある時、タイルは取り除かず、時間ボード上のダミープレイヤーのコマを自分の1マス前に進めて、自分の番になります。
ダミープレイヤーはパッチタイル獲得時にボタンを消費しませんが、パッチタイルに記されている時間だけ時間ボードを進めます。
獲得称号
通常通りゲームを進めて、自分のコマがゴールしたらゲーム終了です。
スペシャルタイルと、タイルが埋まらなかった時の減点処理を忘れずに行い、合計得点に応じて称号が得られます。
- 30点以上
- 25~29点
- 18~24点
- 10~17点
- 9点以下
素晴らしい!!!君もパッチワークキングだ!
かなりいい感じ!!
なかなか!
まずまず
イマイチ・・・
きょーみ
1人用:マスターに打ち勝て
ダミープレイヤーとの対戦形式で楽しむソロプレイ用のルールです。
通常通り、2人用のセットアップを行います。
自分がスタートプレイヤーとなります。自分とダミープレイヤーに5ボタンチップずつ配ります。
ダミープレイヤーの手番処理
ダミープレイヤーの手番では、上記「パッチワークキングを目指して」のルールに、以下の条件を追加します。
- ボタンチップを支払う
- タイルを獲得できない時
- 1×1のスペシャルパッチを獲得した時
ダミープレイヤーはパッチタイルを獲得する際、各パッチタイルに記されたボタンチップを支払います。
ダミープレイヤーがタイルを獲得できない時、ダミープレイヤーは通常プレイと同じようにコマを自分のコマの1マス前まで進め、1マスにつき1ボタンチップを受け取ります。
ダミープレイヤーが1×1のスペシャルパッチを獲得した時、ダミープレイヤーが獲得したパッチタイルに記されたボタンチップの数分、ダミープレイヤーにボタンチップを配ります。
得点計算
最初にゴールにたどり着いたプレイヤーは、7点分のスペシャルタイルを無条件で獲得します。
両プレイヤーのコマがゴールしたら、得点計算に移ります。ダミープレイヤーはスペシャルタイルの点数は加算しますが、2点ずつの減点処理は行いません。
最終的にダミープレイヤーより高い得点が取れれば勝利となります。
レベル調整
若干厳しめの設定となっているため、自分のレベルに合わせて難易度を調整することができます。
- 初級
- 中級
- 上級
ダミープレイヤーの初期資金は5ボタンチップ、自分は10チップからスタートします。
5つのスペシャルパッチの内、スタートから数えて最初のスペシャルパッチ3つに、5点分のボタンチップを、残りの2つに1点分のボタンチップを目印として一緒に置いておきます。
後半2つのスペシャルパッチに関してのみ、ダミープレイヤーは先に通過したら収入を得られます。
ダミープレイヤー、自分ともに初期資金は5ボタンチップからスタートします。
5つのスペシャルパッチの内、スタートから数えて最初のスペシャルパッチ2つに、5点分のボタンチップを、残りの3つに1点文のボタンチップを目印として一緒に置いておきます。
後半3つのスペシャルパッチに関してのみ、ダミープレイヤーは先に通過したら収入を得られます。
ダミープレイヤー、自分ともに初期資金は5ボタンチップからスタートします。
5つのポイント全てに関して、ダミープレイヤーはスペシャルパッチを先に通過する度に収入を得られます。
きょーみ
2人用:8の字型セットアップ
パッチタイルの配置を変えて遊ぶ、2人用のルールです。
パッチタイルで2つの円を作り、円と円の間を3つのタイルで繋ぎます。
ポーンは円の周りををぐるっと回り、中央のタイルを伝って隣の円へと移っていきます。
分岐点では手番プレイヤーが右回り/左回りを選ぶことができます。
前の番で中央のタイルが獲得された場合は、獲得できるタイルの選択肢が最大で6択まで増えます。
その他のルールは基本ルールと一緒です。
きょーみ
おわりに
パッチワークのバリエーションルールをご紹介しました。
機会があれば、是非チャレンジしてみてください。