カタン/Catan スタンダード版だけで遊べるバリエーションルール3選

ボードゲーム情報のまとめサイトBoardGameGeekより、『カタン/Catan』のバリエーションルールをご紹介します。

拡張セットは使わず、スタンダード版だけで遊べるルールをまとめました。

基本ルールはこちらからご確認ください。

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カタン/Catan 超おすすめゲーム紹介

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資源の救済措置

ダイスを振って、資源が得られなかった時の救済措置を追加したルールです。

準備するもの
  • カタンスタンダード版
  • ポーカーチップ

バリエーションルールはダイスを振り7以外の数字が出た時に、誰のターンであっても適用されます。

そのターン資源を獲得できなかったプレイヤーは、ポーカーチップを1枚受け取ります。

集めたポーカーチップは自分のターンにのみ使えます。

自分の現時点での勝利点分のポーカーチップを中央に払うことで、好きな資源1枚と交換することができます

カタン-バリエーション-チップ獲得

きょーみ

たまに数ターンの間全然資源がもらえなくて、差がつくことがありますよね。そんな運ゲー要素を少しだけ軽減できるルールです。

2人用:大人向けルール

カタンを2人で遊ぶことができるバリエーションルールです。

ゲームの準備

森林牧草地山地、砂漠の地形タイルを1枚ずつ抜いた、14枚の地形タイルを以下のようにランダムに並べます。

カタン-バリエーション-2人用セットアップ

A~Oまでの数字チップを以下のように配置します。BとHは一箇所にまとめて置きます。P~Rは使いません。

カタン-バリエーション-チップ配置

発展カードから騎士カードを3枚、ポイントカードを2枚、街道建設と独占を1枚ずつ抜きます。これらはゲームに使用しません。

5種類の資源カードを各1枚ずつ、資源カードから抜きます。

抜いた5枚の資源カードに、先ほど抜いた発展カードの中から4枚を適当に加えた合計9枚のカードをよく混ぜた後、ランダムに6枚のカードを引いて、以下の場所に配置します。

カタン-バリエーション-港カードの配置

資源カードが出たら、その資源の2:1港として扱います。発展カードが出たら3:1港として扱います。

各プレイヤーは街道コマを2本ずつ、開拓地コマを1つずつ、都市コマを1つずつ、それぞれゲームから取り除きます。

ゲームプレイ

盗賊コマは最初はゲームボードの脇に置いておき、7が出たらボード上に配置します。

2人プレイでは交渉を行いません。カードの交換は銀行とのみ行います。

先に10点に到達し、自分のターンに宣言したプレイヤーの勝利となります。

きょーみ

2人用には広すぎる盤面を縮小し、カードを絞って2人でも楽しめるルールになっています。カタンの醍醐味である、交渉がないところが玉に瑕ですね。

2人用:4歳〜子どもルール

4歳から楽しめる2人用の子ども向けルールです。

通常のカタンとルールが異なる部分が多いので、注意してください。

ゲームの準備

ダイスは6面ダイスを1つのみ使います。

畑を2枚森林を1枚牧草地を2枚山地を2枚丘陵を1枚、砂漠を1枚、計9枚の地形タイルを以下のように並べ、2~6までの数字チップを以下のように配置します。

カタン-バリエーション-子ども用ルール

発展カードは1ポイントのカードを2枚のみ使用します。

各プレイヤーは街道コマを2本、開拓地コマを2つ、都市コマを2つ持ちます。

5種類の資源カードは、それぞれ8枚ずつ用意しておきます。

初期配置

各プレイヤーは以下の印がある箇所に、それぞれ開拓地コマと都市コマを1つずつ配置します。

カタン-バリエーション-子ども用初期配置

その後、都市コマに隣接している3つの地形タイルに対応する資源を3枚受け取ります。

年下のプレイヤーが先攻をプレイします。

ダイスロール

自分の番ではまず、ダイスを1つ振ります。

  • 2~6の目
  • 数字チップの置かれた地形タイルから、資源を獲得します。

    注意

    通常ルールと違い、資源を獲得できるのは自分のターンのみです。

  • 1の目
  • 1の目は盗賊が襲撃する目です。1の目を出したプレイヤーは相手に欲しい資源を1種類伝えます。

    相手は宣言された資源を持っていれば、手札から全て相手に渡さなければなりません。

MEMO

お子さんが小さくて泣き出してしまいそうな時は、盗賊コマを好きなタイルに置いて、その地形タイルに対応した資源を獲得します。通常ルールと違い、盗賊コマが置かれている土地からも資源を獲得できます。

カードの交換

同じ種類の資源カードを2枚と、銀行にある好きな種類の資源カード1枚を交換することができます。

また、相手と好きなように交渉することができます。

MEMO

慣れないうちは、手札のカードを全てオープンして交渉するのもありです。

建設

必要な資源を銀行に払って、街道、開拓地、都市を建設することができます。

この時、必ず自分の街道につながるように建設しなければいけません。

注意

通常ルールと違い、都市は最初からダイレクトに建設することができます。また、建設する開拓地が隣り合っていても構いません。

発展カードはゲーム中1枚のみ獲得することができます。

ゲームの終了

街道を2本、開拓地を2つ、都市を2つ、そして発展カードを1枚先に完成させたプレイヤーの勝利です。

きょーみ

ダイスを振って、資源を集めて、自分で建物コマをボードに置く楽しさが味わえる、子ども向けの良いルールです。1ゲーム15分と短く、子どもが飽きずに楽しめるのもポイントです。


参考
Catan/Forum/VariantsBoardGameGeek

おわりに

カタンのバリエーションルールをご紹介しました。機会があれば、是非チャレンジしてみてください。