ミッチ/Mitch 超おすすめトランプゲーム紹介

ミッチ-サムネイル-トランプゲーム

ミッチ/Mitch

:20分 :8歳~ :2~5人

『ミッチ』は同じスート(マーク)のカードを集めて他のプレイヤーと集めた枚数を競う、トランプを使ったカードゲームです。

勝負に行くか、やめておくか。他人との駆け引きが楽しいトランプゲームです。

戦略
(3.0)
(3.0)
駆け引き
(5.0)
判断力
(5.0)

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ゲーム概要

プレイヤーはカードを集め、ダイヤ、ハート、クラブ、スペード、それぞれのスートで獲得枚数1位を目指します。

各スートで1位になれなかったプレイヤーは、カードを出した分だけマイナス点を食らうので注意が必要です。

数字の大きさはK>Q>J>10・・・4>3>2となります。

このゲームにおいて、Aは数字のカードとしてはカウントせず、ゲーム終了の合図となるカードとして使用します

ゲームの準備

準備するもの
  • トランプ
  • ポーカーチップ、または紙とペン

トランプはジョーカーを除いた52枚のカードを使用します。

カードをよく混ぜ、各プレイヤーに1枚ずつ裏向きで5枚のカードを配ります。

この時、配られたカードの中にAがあれば、Aを表向きにしてテーブル中央に置き、手札が5枚になるようにカードを山から引きます。

MEMO

Aは何枚出たかわかるように置きます。3枚目のAが出たら、それがラウンド終了の合図になります。

ゲームプレイ

ゲームはディーラー(配り役)の左隣のプレイヤーから、時計回りに進行します。

自分の番ではまず、山からカードを1枚引きます。

その後2つの中から1つの行動を取ります。

  1. カードを捨てる
  2. 手札からカードを1枚選び、テーブル中央へ表向きにして捨てます。

    ミッチ-トランプ-カードを捨てる

  3. 自分の前にカードをプレイする
  4. 手札からカードを1枚選び、自分の前に表向きにしてプレイします。

    ミッチ-トランプ-カードをプレイ

    カードはダイヤ、ハート、クラブ、スペードのスートごとに並べていき、最大で4列となります。

    各列ごとに見て、すでに自分がプレイしているカードよりも大きい数字のカードをプレイすることはできません

途中でAを引いたら、テーブル中央に表にして公開し、カードをもう一枚山から引きます。

注意

Aの処理はつい忘れがちになるので、注意してください。

ラウンドの終了

3枚目のAを引いたプレイヤーはカードを中央に出して、山からカードの補充はしません

ミッチ-トランプ-図-ラウンドの終了

それ以降はカードを山から引かずに、手札のカードだけでゲームを続けます。

全員の手札がなくなったら、得点計算に移ります。

得点計算

各スートごとにプレイしたカードの枚数を比べ、1位のプレイヤーは4点を獲得します。

枚数がタイの場合は、一番ランクの低い数字が大きい方のプレイヤーの勝ちとなります。

カードをプレイしたにも関わらず1位になれなかったプレイヤーは、カードを出した枚数×1点分マイナス点をくらいます

またラウンド中、カードを1枚もプレイしなかったプレイヤーはペナルティとしてマイナス10点をくらいます。

ミッチ-トランプ-得点計算

点数はチップや紙を使って記録しておきます。

ディーラーを左隣のプレイヤーに移して数ラウンド行い、最終的に最も点数の高かったプレイヤーの勝利です。

MEMO

プレイヤー人数分だけ、ラウンドを繰り返すのがおすすめです。

ここがポイント!

やることはカードをプレイするか、捨てるかの2択だけなのに、ジリジリと熱い心理戦が楽しめる傑作トランプゲームです。

中途半端に複数のスートに手を出していると、1位になれなかった時に大きく失点を食らう羽目になります。

決して欲張りすぎず、勝負するスートを絞りながら、相手を牽制するようなプレイングが求められます


「K」「Q」は迷わずプレイできますが、「10」「9」などのカードは最初に切り出すべきか迷うカードです。

あまり小さい数字でスタートしてしまうと、後の手番で引いた大きい数字のカードが腐ってしまいます。

なかなか大きい数字を引けないときは、カードをプレイするか否か、苦渋の決断を迫られることに・・・。


手札が5枚というのもポイントで、手札がゲームの全容を覆い隠す、雲隠れのような働きをします。

同じスートのカードを手札に隠し持っておき、3枚目のAが出た後に一気に放出する奇襲作戦はかなり有効です

他人に余計な失点を増やさせた上で、自分はトップに躍り出て4点を獲得することができます。

きょーみ

途中で勝てそうにないなと察したら、傷口を広げないためにも、とっとと撤退するのが吉です。引き際を考える辺り、ミッチは判断力を鍛えるのにも最適なゲームと言えます。

おわりに

トランプゲーム『ミッチ』をご紹介しました。3~4人プレイがおすすめです。

シンプルで楽しいゲームですので、是非ミッチで遊んでみてください。


世界には、まだまだあなたの知らないトランプゲームがたくさん存在しています。

是非他の記事も読んで、お気に入りのゲームを見つけてください。

トランプゲームの本だと、草場純著『夢中になる!トランプの本』(主婦の友社)がおすすめです。

プレイ人数別に紹介された豊富な情報とわかりやすいイラストがポイントで、これ一冊でたっぷりトランプを遊べます。

気になった方はこちらも是非、ご覧になってみてください。