骨伝導イヤホンのデメリット5選 Shokzのイヤホンを徹底レビュー

骨伝導イヤホン_写真

骨伝導イヤホンのデメリット5選を紹介します。ShokzのAeropex(エアロぺクス)を実際に使ってみてわかったことをまとめました。

骨伝導イヤホンはテレワークやランニング、普段の動画視聴にも使えます。ご自身の利用シーンを想像しながら読んでみてください。

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骨伝導イヤホンとは

骨伝導イヤホンとは、頬骨を通して振動を送り内耳に直接音を伝えるイヤホンのことです。耳を塞がないので周囲の音がよく聞こえます。

骨伝導の仕組み_イラスト
骨伝導は蝸牛に直接音を伝える

音を流してみると最初は不思議な感じがしますが、慣れてしまえば違和感はありません。音質も申し分なく、はっきりと聴こえます。

ちなみに骨伝導イヤホンをつけて音楽を再生した状態でそのまま耳を塞ぐと、こもったような音がします。

骨伝導イヤホンのデメリット

横になるとバンド部分が床に接触する

骨伝導イヤホンの左右をつなぐ後頭部のバンド部分が、横になったときに床と接触します。

骨伝導イヤホン_デメリット_床と接触する

腹筋などの自重トレーニング、ヨガやピラティスで仰向けになり頭を床につける時に気になります。接触により再生が止まったりすることはありません。

私はトレーニングに使っていますが、慣れてしまえば許容できるレベルです。

Web会議でミュートのままにしていると、ビープ音が鳴る

Zoomを使ったオンラインミーティングで使用してみたのですが、マイクをミュートにしてしばらくすると「ピー。ピー。」というビープ音が鳴り出します。

どうやらShokzの製品は、マイクをミュートにすると自動的にビープ音が鳴る仕様になっているようです。

マイクミュート時におけるビープ音につきましては、仕様上マイクをミュートにしていることを知らせております。 また、上記のビープ音を含む、本製品の音声アナウンス全般におきましては、音量調整および消音ができない仕様でございます。

Shokz公式「よくある質問」AfterShokz9月特集掲載!より

このビープ音の問題は、マイクの入力先を「内蔵マイク」に変更することで解決します

デフォルトでは、マイクとスピーカーの両方が骨伝導イヤホンに接続された状態です。マイクの入力先を内蔵マイクに変更することで、相手の声はイヤホンから聴こえ、自分の声はPCやスマホの内蔵マイクから伝わるようになります。

ビープ音が鳴り続けたままだと会議に集中できません。時間をWeb会議に参加するときは、事前にオーディオ設定を確認しておきましょう。

【Shokz】ビープ音を消す方法 【Shokz】ミュート時のビープ音を消す方法

音量を上げると音漏れしやすい

骨伝導イヤホンを通勤・通学時に使うのはおすすめしません。周りがうるさくて音が聴こえず音量を上げ、結果的に音漏れしてしまう可能性があるからです。

骨伝導イヤホンの性質上、騒々しい環境だとどうしても聴こえづらくなってしまいます。適切な音量で使っている分には、音漏れは気になりません。

たまに強い振動が発生することがある

音量が大きいと、イヤホンからこめかみに強い振動が伝わってきます。また音量は普通でも、動画を一旦止めて後で再生した時にたまに「ブルル」っと振動が伝わってくることがあります。

痛みはありませんが、いきなりくると少しびっくりします。

かさばる

普通のワイヤレスイヤホンに比べると、カバンに入れた時にかさばります。

骨伝導イヤホンのメリット

周囲の音がクリアに聞こえる

骨伝導イヤホンで音を流している間、両耳はフリーです。周りの音はそのまま聞こえます。

イヤホンを付けていて相手の声が聴こえず、「今なんて言った?」と聞き返すこともなくなります。

耳の中が蒸れない

骨伝導イヤホンは耳を塞がないので、耳の中が蒸れず快適です。

長時間付けていても疲れない

軽い付け心地で、ずっと付けていても疲れません。ヘッドホンを付けた時の締めつけるような圧迫感もなし。

簡単には落ちない

骨伝導イヤホンは上から耳にかける形で装着します。耳にしっかりフィットするため、落としてしまう心配はありません。

バッテリー持ちが良い

短い充電時間で長時間使用できます。1回の充電で1日中持ってくれます。

骨伝導イヤホンを使ってみて

骨伝導イヤホン_充電
専用のケーブルで充電します

とても使い心地が良いです。以前はヘッドホンを使っていましたが、長時間付けていると耳が圧迫されて、痛くなるのが気になっていました。

  1. イヤホンを付けていながら、周囲の音がクリアに聞こえること
  2. 耳に大きな負担がかからないこと
  3. スポーツにテレワーク、動画・ラジオ視聴にも使えて用途が広いこと

この3点が特に気に入っています。

骨伝導イヤホンの販売台数は増加傾向にあり、今後も注目のカテゴリです。

  • 音質に強いこだわりがある
  • 通勤・通学用に使いたい
  • とにかく安いイヤホンが良い

こんな方には骨伝導イヤホンは向いていません。他のワイヤレスイヤホンの購入を検討するといいでしょう。

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Shokzのおすすめ製品

OPENRUN

骨伝導イヤホン人気No.1のShokz。現在のスタンダードモデルは「OPENRUN」です。

旧モデルの主力製品Aeropex(エアロぺクス)に、急速充電機能を搭載。より短い時間で充電できるようになりました。

バンドのサイズが短くなったミニサイズも出ています。標準サイズだとかなり余裕があり、横になった時にバンド部分が床に付きます。ミニサイズなら、この問題が幾分解消されます。

OPENRUN PRO

ハイエンドモデルの「OPENRUN PRO」は、OPENRUNよりも新しい骨伝導技術を搭載。

重低音域の充実と、最大10時間の連続再生がポイントです。OPENRUNよりも3g重く、防水性で劣ります。

最新の技術を使った骨伝導イヤホンを求める方におすすめです。

骨伝導イヤホンで快適な生活を

骨伝導イヤホン_写真_Aeropex

骨伝導イヤホンのデメリット、おすすめポイントを紹介しました。

総じて満足度が高く、購入して良かったと感じています。毎日使う必需品だからこそ、質の良い骨伝導イヤホンを選んでみてください。