子どものネット教育|Googleの公式サイトを活用して親子でネットリテラシーを高めよう!

親子で高めるネットリテラシー

きょーみ

こんにちは、きょーみです!

スマホやPCが普及し、インターネットがある生活が当たり前となった現代。

みなさんはお子さんにスマホやネットの使い方について、どのような教育をしていますか?

実際のところ、「色々気をつけることはあるけれど、何をどう教えたらいいのかわからない…」というのが現状ではないでしょうか。


インターネットのトラブルを防ぐためにも、正しいネットの使い方について、今一度親子で学び直す必要があります。

ネットリテラシーについて学ぶなら、Googleが公開している「Be Internet Awesome」内の無料サイト「INTERLAND」を利用するのがおすすめです。

interland-top

INTERLANDで、正しいネットリテラシーについてゲーム感覚で楽しく学ぶことができます

情報の提供元はGoogle。ネット環境さえあれば、無料でできます。これを活用しない手はないでしょう。

きょーみ

2018年6月現在、まだ日本語化はされていない英語のサイトです。親子でゆっくり時間を取って挑戦することをおすすめします。

今回はINTERLANDを私きょーみが実際に体験してみて感じた、ポイントや気づきをまとめてご紹介します。

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品やサービスの購入・申し込みによって、当サイトに売り上げの一部が還元されます。

INTERLANDの世界

まずは、INTERLANDのサイトにアクセスしてみましょう。

interland-welcome

INTERLANDは、4つのステージに分かれています。

  1. Tower of Treasure〜ハッキングされにくいパスワードの設定方法〜
  2. Kind Kingdom〜ネット、SNS上での振る舞い方〜
  3. Reality River〜嘘の情報に騙されないために〜
  4. Mindful Mountain〜シェアする範囲を考える〜

それぞれのステージごとに体験できるゲームの種類が異なります。

4つのステージでハイスコアを取って、Internet Awesomeの称号獲得を目指しましょう。

Tower of Treasure〜ハッキングされにくいパスワードの設定方法〜

Tower of Treasureでは、ハッキングされにくいパスワードの設定方法を学びます。

レースゲームのような画面で、メインキャラクターを操作します。

tower_of_treasure

荒野を駆け回って、パスワードのかけらを集めます。

メインキャラクターは自動で前へと進むので、左右に動かしたり、ジャンプさせたりして道に落ちているパスワードのかけらを集めていきます。

壁や岩にぶつかってしまうと減点されるので、注意が必要です。

指示に沿ってパスワードのかけらを集め、3ラウンドを終了するとゲームクリアとなります。

interland-パスワード設定

例えばこのケースでは「drama」「repair」という文字を組み合わせています。
途中の文字を大文字や記号に置き換えることで、さらにパスワードを強化しています。

Tower of Treasureのポイント

Tower of Treasureのステージで学べることは、以下の3点です。

  1. パスワードは覚えやすい英単語を2つ組み合わせ、8文字以上にする
  2. 大文字、小文字を組み合わせる
  3. 記号を使ってパスワードをさらに強化する

きょーみ

直感的でとてもわかりやすいです。正しいパスワードの設定方法について気軽に学べます。ゲーム自体も爽快感があり、楽しいです!

Kind Kingdom〜ネット、SNS上での振る舞い方〜

Kind Kingdomでは、ネットやSNS上での振る舞い方について学びます。

メインキャラクターを操作して、ネット上でいじめにあって悲しんでいるキャラクターにをあげて気力を回復させていきます。

interland-kindkingdom1

キャラクターがステージの各地でうなだれています。

途中で出てくる黄色い悪キャラが、悪質なコメントをしてネット上でいじめをしています。

悪キャラにはスイッチを押してロックをかけたり、メガホンを使って撃退します。

kindkingdom-2

スイッチを踏んで悪キャラを閉じ込めれば、良キャラをいじめから守ることができます。

悪キャラに触れたり、間違って良キャラにメガホンを使ってしまうと、減点されてしまいます。

ステージを進み、頂上まで到達できればゲームクリアとなります。

Kind Kingdomのポイント

Kind Kingdomのステージで学べることは、以下の3点です。

  1. ネット上ではポジティブなコメントをする
  2. ネット上で嫌がらせをする人を見つけたらブロックをする
  3. ネット上で嫌がらせを受けたら、信頼できる大人に報告する

きょーみ

ネット上での振る舞い方が学べる、とても重要な章です。特に怪しい人、嫌がらせをするアカウントを見つけたらブロックすること、大人に報告することは、しっかりと子どもに伝えてあげましょう。

Reality River〜嘘の情報に騙されないために〜

Reality Riverでは、嘘の情報に騙されないために、嘘を見破る感覚を養います。

このステージでは、クイズ形式でゲームが進みます。他の章よりも英語の読解力が必要となるので、わからない単語は適宜翻訳を使いながら進めていきましょう。


参考
Google翻訳Google翻訳

realityriver-01

質問が出され、それに対する2~3択の回答の中から正しいものを選びます。

例えば、こんな質問が出されます。

あなたは明らかに詐欺だとわかる笑える件名のメールを受信しました。

  1. 笑。友達を笑わせるために友達にメールを転送する。ただし、中のリンクはクリックしないように伝える
  2. スパムメールとしてチェックをした後、大人にスパムの報告を手伝ってもらう
  3. メールを削除してメールのことは忘れる

2番です。ただメールを削除するだけでなく、大人にちゃんと報告することがポイント。

質問内容はかなり現実に即したリアルなものが多く、大人も勉強になります。

間違えると減点となりますが、なぜその回答ではダメなのかを解説をしてくれます。

注意

解説の表示時間が短いため、スクリーンショットを撮ったりしながら進めるのがおすすめです。

中には回答時間が15秒までに制限されている問題や、SNSのプロフィール情報を見て、本物か偽のアカウントかを見破る問題もあります。

interland-偽のアカウントを見破る

10問の問題に正解して、対岸に渡ることができればゲームクリアとなります。

Reality Riverのポイント

Reality Riverのステージで学べることは、以下の3点です。

  1. 釣りアカウント、釣りメールの典型的な手口と、対策方法を理解する
  2. 詐欺の兆候を感じ取り、大人に報告する
  3. 本物と偽物のアカウントの違いが説明できるようになる

きょーみ

詐欺の基本的なパターンを事前に学習しておくことは大事です。実際に詐欺を仕掛けられた時に、適切に対処することができるようになります。大人も勉強になるものが多く、問題は10問以上用意されているので、是非何回かチャレンジしてみてください。

Mindful Mountain〜シェアする範囲を考える〜

Mindful Mountainでは、情報をシェアする時の公開範囲についてゲームを通して考えます。

プレイヤーは情報の光を発射させる装置を左右に動かして、光を壁に反射させて正しい色のキャラクターにのみ情報を届けることを目指します。

mindfulmountain-01

ゲームが進むにつれて、だんだんと登場するキャラクターの種類が増えていきます。

届けたくない人へ情報が届かないように、光の反射の予測を立てなければなりません。

mindfulmountain-02

より多くの青と緑のキャラにだけ光が届くような位置まで装置を動かします。

見事、10問正解すればステージクリアです。

Mindful Mountainのポイント

Mindful Mountainのステージで学べることは、以下の3点です。

  1. 光の反射の性質を理解する
  2. 誰にどんな情報を届けるのかを、発信する前によく考える
  3. プライベートな情報は露出しないようにする

きょーみ

ネット上で発信した情報は、光のような速さで世界に広がってしまうことも、ゲームから伝わってきます。

総評&注意すべきポイント

internet_awesome

Googleの公式サイト「Be Internet Awesome」より、「INTERLAND」をご紹介しました。

全体を通して、ゲームはストレスなく滑らかに動き、快適にプレイすることができました。

大人でも知っておくと役に立つ知識が多く、親子でITリテラシーについて学べる非常に良質なサイトです

英語が完全に理解できなくてもゲームを進めることはできますが、クイズ形式のReality Riverだけは翻訳が必要です。

この際大人も英語の勉強だと思って、一緒に楽しめるくらいだといいですね。


注意すべきポイントは、決して子ども一人でやらせず必ず大人と一緒にプレイするということです。

各ポイントでキャラクターの行動が何を意味しているのか、適宜大人が助言を加えながらゲームを進めてください。

子どもがただゲームを楽しむだけになってしまうと、INTERLANDで学ぶ意味が薄れてしまいます。


子どもたちがこれからの時代を生きていく上で、IT化の波は絶対に避けては通れません。

INTERLANDには、大人になる前に学んでおきたいITリテラシーの情報が詰まっています。

是非INTERLANDで正しいネットリテラシーを身につけて、自分の身を自分で守る術を会得してください。

きょーみ

世界のボードゲームに関するおすすめ記事も書いています。よろしければ、こちらも是非ご覧ください