【論理的思考力】コリドール/Quoridor 超おすすめゲーム紹介

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コリドール/Quoridor(1997)

ゲームデザイナー:Mirko Marchesi
:15分 :8歳~ :2~4人

コリドール_写真

『コリドール』は手持ちのフェンスを上手く使いながら、自分のコマを先に相手の陣地まで運ぶことを目指すゲームです。

「勝利を確信するのが早すぎるんだよ!」「…!」そんなアニメのような逆転劇も生まれます。

戦略
(5.0)
(1.0)
論理的思考力
(5.0)

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ゲーム概要

ゲームには各プレイヤーコマを1ずつ、フェンスを10枚ずつ(4人プレイでは5枚ずつ)とゲームボードを使います。

プレイヤーはコマフェンスを持ち、ボードの一番手前のライン中央にコマを置きます。

コリドール-セットアップ

手番では2つの行動のうち、どちらかを選んで行います。

  1. コマを上下左右に1マス動かす
  2. 相手のコマが隣にある時は、1マス飛び越えて動かします。相手のコマの後ろにフェンスがある時は、コマを斜め前に動かします。

    コリドール-進め方

  3. フェンスを1枚配置する
  4. フェンスを1枚、まだフェンスが置かれていない場所に配置します。

    注意
    • ボードからはみ出るようにフェンスを置くことはできません
    • 自分や相手の進路を完全に閉鎖するようにフェンスを置くことはできません

    コリドール禁止事項

フェンスがなくなったら、コマを進めることしかできなくなります。自分のコマを先に相手側のラインまで到達させたプレイヤーの勝ちです。

ここがポイント!

運の要素が全くないゲームです。相手の行動を先読みし、自分が有利になるように上手くフェンスを活用できるかどうかがポイントになります。

フェンスの使い方は主に2通りあります。

  1. 相手の進路を妨害する
  2. 自分の進路を確保する

相手の進路を妨害することばかりに頭が回ってしまいますが、自分のコマを守るようにフェンスを使うことで相手の妨害をブロックしたり、あえてフェンスを使わせることでその後の展開を有利に進めることができます。

「これは勝った!」と思った直後に重要な進路をブロックされてしまい、大逆転されることも…!

自分と相手の残りフェンスの枚数を気にしつつ、「どのルートでゴールを目指すか、そのための最善手は何か」を考えながら手を打って行きましょう。

きょーみ

負けると悔しくてもう一度やりたくなります。遊ぶ度に発見があり、色んな戦略を試してみたくなります。

バリエーションルール

子どもと一緒に遊ぶなどプレイヤー間に実力差がある場合は、通常のルールに少し工夫を加えてみてください。

  • 初期フェンスの数に差をつける
  • 通常10vs10のフェンスの数を、5vs15、7vs13、にします。(数は都度調整して遊んでください)子どもに多くフェンスを持たせてあげることで、ゲームバランスを保ちます。

  • 勝った方が負けた方に1枚フェンスを渡す
  • 連続して遊ぶ場合、勝ったプレイヤーが負けたプレイヤーにハンデとしてフェンスを1枚渡します。次のゲームでは使えるフェンスが1枚少なくなるので、緊張感を持ってゲームに臨めます。

  • 4人用:ペア戦
  • 4人で遊ぶ場合、正面のプレイヤー同士でペアを組みます。ペアの内、どちらか1人がゴールすればそのペアの勝ちとなります。

おわりに

blog_写真_コリドール

子どもにもできるシンプルなルールでありながら、最後まで気が抜けないシャープなゲームです。深い思考力や推理力が身につくので、子どもの脳トレにも最適です。

私が持っているのはこちらのコリドール・ミニです

小さなお子さん用には、ボードが小さくなったキッズ版もあります

たくさん遊んで、是非いろんな戦略を見つけてみてください。

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