バックギャモン/Backgammon 世界最古のゲームは今もなお面白い

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バックギャモン/Backgammon(BC3000)

:30分 :8歳~ :2人

『バックギャモン』は紀元前3000年頃から遊ばれていた、世界最古の盤上ゲームの一つです。

バックギャモンは全世界で約3億人に遊ばれており、世界で最も遊技人口の多い盤上ゲームと言われています。

サイコロを振りコマを進めるというシンプルなルールでありながら、その高い戦略性とサイコロ運の面白さは現代でも色あせていません。

5000年の時を超え、今もなお遊ばれ続けるゲーム、バックギャモンの基本ルールと魅力をご紹介します。

戦略
(4.0)
(4.0)
駆け引き
(5.0)

ゲーム概要

プレイヤーは自分の15個のコマを全て、相手より先にゴールさせることを目指します。

ゲームの準備

まずはコマを以下の図のようにセットします。

バックギャモン-図-セットアップ

各プレイヤーはそれぞれ逆向きにコマを進めていきます。

コマの進め方

自分の手番ではサイコロを2つ振ります。

その後サイコロの目を1つずつ使って、自分の好きなコマを進めます。

ただし、相手のコマが2つ以上あるマスに自分のコマは入れません。

バックギャモン-図-コマの進め方

ゾロ目が出たら、出た目を4つ分使ってコマを進めます。

バックギャモン-図-ゾロ目

相手のコマを取る

相手のコマが1つのマスに自分のコマを進めた時、相手のコマを取って、スタートに戻すことができます。これをヒットと呼びます。

バックギャモン-図-64-ヒット

相手のコマは盤から取り除いて、中央に置いておきます。次の相手の盤では取り除かれたコマを最優先で進めなければいけません。

バックギャモン-図-エンター

コマを進められない場合はパスしなければいけません。

コマをゴールさせる

各プレイヤーのゴールに近いエリアのことを、インナーと呼びます。

自分のコマが全てインナーに入ったら、コマをゴールさせることができるようになります。

バックギャモン-図-インナー

インナーのコマはゴールまでの数以上の出目でゴールできますが、インナー内を進められるコマが残っている場合は、そちらを優先して進めなければいけません。

全てのコマをゴールさせることができたら、得点計算に移ります。

得点計算

ゴールした時の盤面の状況に応じて、得点がもらえます。

  • シングル勝ち
  • 相手のコマが1つでもゴールしていれば、シングル勝ちとなり1点を獲得します。

    バックギャモン-図-シングル勝ち

  • ギャモン勝ち
  • 相手のコマがまだ1つもゴールしていない状態なら、ギャモン勝ちとなり2点を獲得します。

    バックギャモン-図-ギャモン勝ち

  • バックギャモン勝ち
  • 相手のコマがまだ1つもゴールしておらず、かつ自分のインナーに相手のコマが1つでも残っている状態なら、バックギャモン勝ちなり3点を獲得します。

    バックギャモン-図-バックギャモン勝ち

ダブリング

ゲーム中プレイヤーは望むなら、サイコロを振る前にダブリングを提案することができます。

バックギャモン-図-ダブリング

ダブリングが提案されたら、もう片方のプレイヤーは提案を受けるか降りるかを決定します。

  • ダブリングを受ける
  • 相手の提案を受け入れます。このラウンドに勝利したプレイヤーは、2倍の得点を獲得します。

  • ダブリングを降りる
  • 相手の提案を受けずに勝負を流します。ダブリングを提案したプレイヤーに1点が入ります。

ダブリングを受けた場合は、後の手番でさらにダブリングを被せて提案することができます。

得点は2→4→8→16…と倍々で増えていきます。

一度ダブリングを提案したら、相手からダブリングの提案を受けるまで再びダブリングを提案することはできません。

また、どちらかのプレイヤーが(目標得点-1)に達した次の番では、ダブリングを宣言することができません。

ゲームの終了

「5点先取するまで」など終わりを決めておき、どちらかのプレイヤーが達成したらゲーム終了です。

MEMO
短時間で遊ぶ場合はダブリングのルールを抜いて、早くゴールさせた方が勝ちというルールで遊んでください。

ここがポイント!

シンプルなすごろく系のゲームなのですが、動かせるコマの選択肢が多く、考え所の多いゲームです。

なるべく1つのコマを孤立させないようにコマを進めること、相手のコマを取ることよりも、自分に有利な陣形を完成させることを優先させることがポイントです。

うまく陣形を作ることができれば、相手の進路を完璧に塞ぐことも可能です。逆に言えば、この陣形を作られる前に対策を打つ必要があります。

さらに、ダブリングのルールがゲームに深みを加えます。どのタイミングでダブリングを仕掛けるか、仕掛けられたら受けるのか、このラウンドは流すのか、決断を迫られます。

ちなみにダブリングは近代に追加されたルールのようです。

近代においては、1920年代にアメリカで”ダブリング”が考案され、ゲームとしての深みを増しました。

こうして、現在のバックギャモンのルールが確立され、世界中で広く親しまれています。

日本バックギャモン協会より

きょーみ

リスクとリターンのバランス、勝負を仕掛けるタイミングを図るゲームです。この選択の連続が実に悩ましい。この完成されたゲームが5000年以上も前からあるのかと思うと、感慨深いです。ルール自体はシンプルなので、お子さんも一緒に楽しめます。

おわりに

伝統ゲームのバックギャモンをご紹介しました。

様々なバージョンのバックギャモンが出ていますので、お好みのボードを選んで遊んでみてください。

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