博多久松のおせちを実食レビュー！2回頼んでわかったこと

博多久松のおせちを2回頼んでわかったことを紹介します。2021年に「初赤重」、その次の年は違うおせちを試して2023年に「祝赤重」を頼みました。

満足度・味付け・ボリューム・甘味系の充実度・コスパの5項目でおせちを評価しました。おせち選びの参考にしてください。

博多久松 初赤重

和の食材を中心に、ローストビーフも入ったおせちです。13,800円。

1番人気の「博多」と迷いましたが、オマールグラタンよりもローストビーフ、アワビを優先して「初赤重」を選びました。

一の重

アワビの旨煮は思ったよりも小ぶり。プリッとしていて美味でした。

たっぷりのいくらはスプーンですくって、小皿に移していただきました。

寿高野豆腐が最高〜！噛めば噛むほどジューシーなお出汁が溢れ出てきます。

二の重

ローストビーフは香りがよく、しっとりとしたお肉です。

田作り、たたき牛蒡はひとつひとつが大きくて、食べ応えがあります。

肉系のおかずが、和風のおせちに華を添えてくれました。ローストビーフ入りを頼んで大正解です。

三の重

黒豆、数の子が大きい…！黒豆はふっくらしていて、今まで食べた黒豆の中で1番おいしかったです。

ホタテの旨煮も気に入りました。

総評

全体的に上品な味付けで、飽きが来ません。ずっとおいしく食べていられます。

甘味系が少なめだったので、もう1、2品欲しかった。箸休めに甘さが欲しくなります。

黒豆やたたき牛蒡などの定番の料理は、ひとつひとつが大きいのが嬉しいです。

博多久松 祝赤重

この年は「初赤重」よりもボリュームのある「祝赤重」を選びました。ローストビーフに加えて、牛肉牛蒡しぐれ煮も入っています。18,900円。

一の重

いくらがリニューアルされて、松前いくらになっていました。松前漬け大好きなので嬉しいです。

やっぱり博多久松の寿高野豆腐が好きです。お出汁がジュワジュワ〜。

海老は定番の祝い海老と、しょうが香る密煮の2種類。真鯛の幽庵焼きは、風味が良くて好きな味でした。

二の重

風味豊かな大粒の黒豆は、今年も健在です。

この丸いローストポークもリニューアルされていました。濃厚で旨い〜！ローストビーフよりも好きになりました。

三の重

豚の角煮はトロけました〜。

食べ応え抜群のたたき牛蒡。

牛肉牛蒡しぐれ煮は、食べる直前に湯煎で温めるタイプでした。味付けバッチリです。

総評

2年前と同じ商品が、リニューアルされて美味しくなっていました。特に肉系はレベルが上がっていて、進化を感じました。

おせちを存分に楽しみたい方には、祝赤重おすすめです。甘味系は少ないですが、ボリュームたっぷりで満足感があります。

博多久松のおせちの良い点・イマイチな点

上品な味で美味しい

焼き物、酢の物、煮物、どれをとっても上品な味でレベルが高いです。

元々おせちは濃い味の料理ばかりで、あまり好きではありませんでした。でも博多久松のおせちを食べて、180°イメージが変わりました。

最後の一口まで、おいしくいただけます。

一品一品が大きい

博多久松のおせちは、ひとつひとつが大きいです。特に黒豆、たたき牛蒡、昆布巻き、田作り、栗きんとんといった定番メニューは満足感があります。

リニューアルで美味しくなった

肉系は格段に美味しくなっていました。

博多久松のおせちは、毎年3割のメニューをリニューアルするそうです。毎年同じおせちを頼んでも、新しいメニューが追加されます。

雑煮出汁が付いてくる

他社にはあまりない、雑煮出汁が付いてきます。年末年始の料理に使えて便利です。

もう少し甘味が欲しい

「初赤重」も「祝赤重」も和風中心のメニュー構成のため、甘味は少なめです。もう1品か2品でいいので、甘味があるとバランスが取れて最高でした。

博多久松のおせちはこんな人におすすめ

王道食材の中に毎年新メニューが加わり、食べる人を飽きさせません。

迷ったら博多久松を選んでおけば間違いない。そう思わせるほどに、揺るぎない安定感のあるおせちです。

「初赤重」「祝赤重」は和食が好きな大人におすすめです。たくさん甘味を食べたい人や子どもには「博多」や「Akasaka」の方が合っています。