ワードバスケット/Word Basket(2002)
ゲームデザイナー:小林 俊雄
:10分 :10歳~ :2~8人
『ワードバスケット』は手札からひらがなのカードを次々と出していき、いち早く手札をなくすことを目指す、スピードしりとりゲームです。
連続で言葉が閃いた時の爽快感がたまらない、傑作しりとりゲームです!
ゲームの準備
カードをよく混ぜ、各プレイヤーに5枚ずつ配ります。
残った山札は、2つに分けてテーブルに置いておきます。
ゲームの箱を、テーブル中央に置きます。ゲームの箱を「バスケット」にして、中にカードを入れていきます。
ゲームプレイ
「ワードバスケット!」の掛け声と同時に、山札からカードを1枚バスケットに入れたらゲームスタートです。
各プレイヤーは自分の手札から、「バスケットの一番上のカードの文字」で始まって、「手札のカードの文字」で終わる3文字以上の単語を考えます。

濁音、半濁音も可です
言葉が浮かんだら、「えいが」など言葉を言いながら、手札からバスケットの中にカードを入れます。
ゲームは全プレイヤー同時進行で行います。バスケットのカードが更新されたら、今度は更新されたカードから始まる言葉を考えなければいけません。
カードの種類
カードは文字カード、ワイルドラインカード、ワイルドナンバーカードの3種類があります。
- 文字カード
- ワイルドラインカード
- ワイルドナンバーカード
通常の文字カードです。
「さしすせそ」など文字の行を、好きに使うことができます。
ナンバーで指定された文字数の単語を言わなければなりません。
カードのリセット
プレイヤーはゲーム中、なかなか単語が出てこないときはいつでも、カードをリセットすることができます。
リセットするプレイヤーは「リセット!」と宣言して、手札のカードを全てバスケットに入れて、捨てたカード+1枚のカードを山から引き直します。
この時、ワイルドナンバーカード以外のカードであれば、どのカードを1番上にしても構いません。
お手つきをした場合
お手つきをして、他のプレイヤーにお手つきを指摘された場合、出したカードを手札に戻した後に山からカードを1枚引かなければなりません。
指摘されないままに他のカードがバスケットに入ったら、そのままゲームを続行します。
リーチ宣言
手札のカードが残り1枚になったプレイヤーは「リーチ!」と宣言します。
リーチを忘れたことを他のプレイヤーに指摘された場合、ペナルティとして山からカードを1枚引きます。
ゲームの終了
最後の1枚は4文字以上の言葉で上がらなければいけません。
見事、一番早く手札をなくして上がったプレイヤーの勝利となります。
ここがポイント!
頭をフル回転させながらワイワイ盛り上がれる、テンポ感が大事なしりとりゲームです。
場のカードが目まぐるしく変わっていくため、流れに取り残されないようしっかり集中していないと勝てません。
うまくつながる時は一気に2~3枚言葉がつながることもあれば、なかなか言葉が出ないこともあります。
カードが出せない場合は、積極的にリセットも取り入れながら手札を減らしていきましょう。
リセットをすると場のカードも切り替わるため、必死で考えている相手を混乱させることができます。
きょーみ
ここがポイント!
スピードしりとりゲーム『ワードバスケット』をご紹介しました。
「普通のしりとりはもう散々遊び尽くしたよ!」という方も、十分楽しめるしりとりゲームです。
是非ご家族と友人と、『ワードバスケット』で遊んでみてください。