ボツワナ/Wildlife Safari(1994)
ゲームデザイナー:Reiner Knizia
:30分 :7歳~ :2~5人
『ボツワナ』はカードを出して動物のコマを取りながら、たくさんの点数を取ることを目指すゲームです。
集めている動物の価値が高い時にゲームを終了できるかどうかがポイントです。
もくじ
ゲーム概要
30枚のカードと25体の動物コマを使います。
カードはゾウ、ヒョウ、シマウマ、ライオン、サイの5種類、それぞれ0~5までの数字が描かれています。
ゲームの準備
動物コマはテーブル中央に置いておきます。
カードをよく混ぜて各プレイヤーに配ります。プレイ人数によって配る枚数が異なります。
2人:14枚ずつ、3人:9枚ずつ、4人:7枚ずつ、人:6枚ずつ。使わないカードはゲームから抜いておきます。
ゲームプレイ
スタートプレイヤーから順番に、2つのアクションを行います。
- カードをプレイする
- 動物コマを取る
手札から好きなカードを1枚選んで、テーブル中央に表向きに出します。
同じ動物のカードは何が出たかがわかるように、少しずらしてカードを重ねていきます。
中央に残っている動物コマの中から好きなコマを1つ取り、自分の前に置きます。
時計回りに手番を交代しながらゲームを続けていきます。
誰かが各種類6枚目のカードをプレイしたら、そのプレイヤーが最後に動物コマを取って1ラウンドが終了します。
得点計算
ラウンド終了時に一番上にあるカードの数字が点数になります。
各プレイヤーは自分の動物コマ1つにつき、カードの数字分の点数を獲得します。

ヒョウ:1×0=0、シマウマ:2×5=10、ライオン:1×3=3。合計13点
集計が終わったらカードを全て回収し、動物コマを中央に戻して次のラウンドを始めます。
プレイヤーと同じだけのラウンドを行い、最も得点の高いプレイヤーの勝利です。
ここがポイント!
シンプルでありながら、洗練された駆け引きが楽しめる傑作ゲームです。
手札が配られた時点で、枚数の多い種類の動物は自分でコントロールしやすいことがわかります。
最終的に点数を取りに行く動物を絞りつつも、一点賭けはせずにリスクを分散させておくのが無難です。
0や5のカードはいざという時のために取って置きたいカードです。しかし終盤、ゲームが自分に不利な状況で終了しそうな場合は、やむを得ず使う場面も出てきます。
2~4人プレイだとゲームに使われないカードがあり、これがまたゲームを面白くします。
相手の手札のカードを読みつつ、相対的に見て自分に有利となるような終え方を模索するのが楽しいゲームです。
きょーみ
おわりに
『ボツワナ』をご紹介しました。元々はフリンケピンケという名前で1994年に発売されたゲームです。
プレイはカードを出して、動物コマを取るだけなので小学校低学年のお子さんも楽しめます。
ご家族と、友人と、是非ボツワナで遊んでみてください。