ストリームス/Streams(2011)
ゲームデザイナー:居椿善久
:10分 :6歳~ :1~∞人
『ストリームス』は1~30までの数字をなるべく小さい数字から大きい数字につなげることを目指す、頭脳系穴埋めビンゴゲームです。
幹事さん必見!「ビンゴは楽しいけど、もうちょっと頭を使ったビンゴゲームはないだろうか?」そんな風に思っている方にぴったりのゲームです。
もくじ
ゲーム概要
各プレイヤーにスコアシートと筆記用具を配ります。
スコアシートには20マスの空欄が書かれており、この穴に左上から右下に向かって小さい数字〜大きい数字になるように数字を書いていきます。
カードの構成は1~10までのカードが1枚ずつ、11~19までのカードが2枚ずつ、20~30までのカードが1枚ずつ、オールマイティの星が1枚の計40枚となっています。
一人のプレイヤーはカードをよく混ぜて1枚ずつ引き、カードに書かれている数字を読み上げます。
プレイヤーは全員、今宣言された数字をまだ数字が書かれていない空欄のマスに記入します。数字は一度書いたら変更することができません。
カードを引くこと20回、全てのマスが埋まったらゲーム終了です。得点計算に移ります。
得点計算
左上から小さい数字から大きい数字につながっいるマスの数に応じて得点が入ります。
- 同じ数字が連続しているマスは、つながっているものとしてみなされます
- 星のカードはどの数字の代わりにもなる万能カードです
得点を計算したら全員が自分の得点を発表します。一番高い点数を獲得したプレイヤーの勝利です。
ここがポイント!
出てくる数字の順番は同じなのに、終わってみれば他人と全く違ったスコアシートになっている不思議なゲームです。
11~19は2枚ずつ入っているので、理論上真ん中のゾーンは少し余裕を持って空けておくといいのですが、なかなかそう上手くはいきません。
全ての数字がきれいにつながる”パーフェクト”はそうそう出ないため、どこかのタイミングで思い切った決断を迫られます。大抵はシートの端っこが、数字の掃き溜めとなります。
ビンゴとは違い、スコアシートは全て自分の意思で埋めていくので、単純に「今回は運がなかったわ」では片付けられない点も興味深いです。
1ゲームを終えるとゲームの奥深さに、もう一回やりたくなる人が続出します。
きょーみ
おわりに
程よい戦略性と運のバランスが心地よい、確かな満足感を得られる頭脳派ビンゴゲームです。
少人数でじっくり遊ぶもよし、大人数で盛り上がるもよし!いつもとちょっと違うビンゴを楽しみたい方は是非、ストリームスで遊んでみてください。