【はじめての将棋】子ども向け将棋は『どうぶつしょうぎ』がおすすめ!

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きょーみ

こんにちは、きょーみです!

将棋界では今、藤井聡太さんの快進撃や羽生善治さんのご活躍、加藤一二三さんのお茶目なキャラクターが世間を賑わせていますね。

深い思考力や集中力が必要な将棋は、今や知育の観点からも注目を集めています。

将棋ブームの影響もあり、お子さんに将棋を習わせようかと考えている方も多いのではないでしょうか。

巷には様々な将棋セットが溢れていますが、わたしは『どうぶつしょうぎ』をおすすめします。

お子さんのはじめての将棋ゲームにぴったりのゲームです。


どうぶつしょうぎ/Let’s Catch the Lion!(2008)

ゲームデザイナー:北尾まどか
:15分 :4歳~ :2人

どうぶつしょうぎ-写真-箱

戦略
(3.5)
(1.0)
思考力
(5.0)
集中力
(5.0)

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ゲーム概要

『どうぶつしょうぎ』は女流棋士の北尾まどかさんが考案された子ども向けの将棋ゲームです。

コマは全部で4種類、3×4の盤面の簡単ルールで4歳から遊ぶことができます。

コマの種類

コマはひよこ、きりん、ぞう、ライオンの4種類でコマには動かせるマスの方向にポッチが付いています。

  • ひよこ
  • ひよこは前に1マス進めることができます。将棋で言う「歩」と同じ動きです。

    どうぶつしょうぎ-写真-ひよことニワトリ

    ひよこを一番奥の相手のエリアまで進めると、裏返ってニワトリに成長します。

    ニワトリは将棋で言う「金」と同じ動きをします。

  • きりん
  • きりんはたて・よこのマスに1マス進めることができます。

    どうぶつしょうぎ-写真-きりん

  • ぞう
  • ぞうはななめのマスに1マス進めることができます。

    どうぶつしょうぎ-写真-ぞう

  • ライオン
  • ライオンはたて・よこ・ななめのマスに1マス進めることができます。

    どうぶつしょうぎ-写真-ライオン

    将棋で言う「王」と同じ動きです。

ゲームの準備

ボード上に、コマを以下のように配置します。

どうぶつしょうぎ-写真-初期配置

じゃんけんをして勝ったプレイヤーが先手になります。

「よろしくお願いします!」と対戦相手に元気よくあいさつをしてゲームスタートです。

ゲームプレイ

自分の番では好きなコマを1つ動かせる方向に動かします。自分のコマがあるマスには動かせません。

相手のコマがあるマスに進めたら、相手のコマを取ります。取ったコマは自分の手元に置いておきます。

取ったコマは次の自分の番から、空いている好きな場所に配置することができます。

どうぶつしょうぎ-写真-コマを指す

MEMO

「ひよこ」を外から指す時には「ひよこ」の状態で盤面に置きます。

ゲームの終了

先に相手のライオンを取ったプレイヤーの勝利です。

お互いに「ありがとうございました!」と言って対局を終了します。

コマをいったりきたりさせて、同じ場面が3回できたら引き分けとなります。

ここがポイント!

狭い盤面ながら、将棋の醍醐味である3つのポイント

  • コマを動かして相手の王将を追い詰める
  • 取ったコマを自分のコマとして使える
  • 「歩」は相手の陣地まで攻め込むと、「金」となる

が体感できる、子ども用によくできた将棋ゲームです。

どうすれば相手のライオンを追い詰めることができるのかを考えて、「ひよこ」を取らせて「きりん」を取るなどの、有利な交換ができるかどうかが勝利の鍵です。

シンプルですが、楽しみながら将棋の基礎が学べる良ゲームです。

きょーみ

かわいいどうぶつのデザインがとても気に入っています。1ゲーム15分なので、ちょっとした空き時間にも遊べます。

おわりに

子ども向けの将棋ゲーム『どうぶつしょうぎ』をご紹介しました。

5×6マスの『ごろごろどうぶつしょうぎ』や、実際の将棋と同じコマの構成の『おおきな森のどうぶつしょうぎ』も出ています。

ゲームに慣れてきたら、盤面を徐々に大きくしながら遊んでみてください。