ハゲタカのえじき/Hol’s der Geier 超おすすめゲーム紹介

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ハゲタカのえじき/Hol’s der Geier(1988)

ゲームデザイナー:Alex Randolph
:15分 :8歳~ :2~5人

ハゲタカのえじき_写真_箱

こちらはAmigo版です。よく遊ぶので箱が傷んでいますね。

日本語版のハゲタカのえじきはこちら


参考
ハゲタカのえじき (Hol’s der Geier) 日本語版 カードゲームAmazon

『ハゲタカのえじき』は数字のカードを使ってハゲタカのえじきであるネズミをたくさん集めるカードゲームです。

大きい数字を出した方が勝ち、でも数字が被ったらダメ!”Simple is the best.”を体現した傑作ゲームをご堪能あれ!

spiel_des_jahres_logo 1988年 ドイツ年間ゲーム大賞 (Spiel des Jahres) ノミネート作品
戦略
(3.0)
(3.0)
推理力
(5.0)
観察力
(5.0)

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ゲーム概要

プレイヤーはそれぞれ「1」~「15」まで15枚ずつの数字カードを持ちます。得点カードをよく混ぜ山にしてテーブルの中央に置きます。

得点カードを1枚めくり、その得点を他のプレイヤーと取り合います。得点カードは「-5」~「15」までが1枚ずつ、合計15枚あります。

ハゲタカのえじき_写真-得点カード

出すカードを1枚決めたら、自分の前に裏向きにしておきます。全員の準備ができたら、一斉にオープンです。

一番大きい数字を出した人が得点カードを獲得しますが、数字が被ってしまった場合は次に大きい数字を出した人に流れてしまいます

ハゲタカのえじき_写真-例1

紫の出した「14」が一番大きいので、紫が得点カードを獲得します。

ハゲタカのえじき_写真-例2

紫と緑の「14」が被ってしまったため、次点の「12」を出した赤が得点カードを獲得します。

マイナス点は逆に一番小さい数字を出した人が取らなくてはいけません。

ハゲタカのえじき_写真-例3

赤の出した「8」が一番小さいので、赤はマイナス点を引き取らなければいけません。

ハゲタカのえじき_写真-例4

赤と緑の「8」が被っているため、次に小さい数字「10」を出した青がカードを引き取ります。

獲得した得点カードは表にして自分の前に置いておきます。また、使った数字カードは裏向きにして脇に置きます。一度使った数字カードはそのゲームではもう使えません。

得点カードがなくなるまでゲームを続け、最終的に得点カードの合計を計算して一番多かった人の勝ちです。

ここがポイント!

「強いカードで勝負したい…でも被ったらダメ」というルールが、心地よいジレンマを生み出します。相手の心理を読みきって、うまく得点カードを集めていきましょう。

「1」や「2」といった弱いカードも必ずどこかのタイミングで使わなければいけないため、時には勝負を降りることも必要です。あなたの勝負勘が試されます。

小さいカードを捨てたつもりが、大きい数字のカードが被って高得点のカードを棚ぼたでゲットできることもあって盛り上がります。

相手の使った数字カードを覚えておくカウンティングもこのゲームでは重要です。特に15、14あたりの大きい数字の動向は注視しておくようにしましょう。

きょーみ

大好きなゲームです。初心者や子どもにも十分に勝つチャンスがあり、特に「8」~「10」点の取り合い、「-5」「-4」点の押し付け合いは白熱します。

おわりに

ハゲタカのえじき_写真-まとめ

シンプルで、短時間で終わり、しっかりゲームした感覚を味わえる。軽いゲームにあると嬉しい要素の詰め合わせのようなゲームです

カードを1枚選んで出すだけなので、数字を覚え始めた小さい子も、数字に触れながら一緒に楽しめます。

1988年にはドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされている作品です。面白さはお墨付き!ご家族で是非、ハゲタカのえじきで遊んでみてください。

日本語版は最大6人まで遊べます