ボードゲームの理想的なインストとは?ちょっとしたコツとテクニック活用術

ボードゲームの理想的なインスト

きょーみ

こんにちは、きょーみです!

ボードゲームのルール説明のことを、英語の「Instruction」からしばしば「インスト」と言います。

インストは、ボードゲームを遊ぶ上で避けては通れない大事なスキルの一つ。

ゲームの持ち主が上手にインストできれば、全員がスムーズに参加でき、集中してゲームを楽しむことができますよ!

今回は「なかなか上手くルールを伝えられない…!」という方へ、わたしが実践しているちょっとしたインストのコツとテクニックをご紹介します。

まずはルールを読み込む

はじめてのゲームをインストする時は、誰もが緊張し、ルールが間違っていないかどうか不安になるものです。

ルールミスを避け、自信を持ってインストをするためにも、最低3回は説明書に目を通すようにしましょう

周到な準備が、上手にインストするための第一歩となります。

はじめて説明書を読むときには、特に以下の3点に注意して読むといいです。

  1. ゲームの勝利条件は何か
  2. 手番にできるアクションは何で/何種類あるか
  3. ゲームの終了条件は何か

この時、初期手札の枚数など、プレイヤー人数によって変動がある数値は覚えなくて大丈夫です。

勝利条件や終了条件に関わるゲームのキーとなる数値を押さえるようにします

MEMO
プレイ時間が60分を超える重めのゲームに関しては、ゲームの流れを把握するために一人で何ターンか回してみるのも効果的です。わたしも説明書を読んでもイマイチ理解できないときに、よくやります。

どうしてもルールを解読する時間が取れなかった場合、即興インストをするという手段もあります

即興インストの方法 初見ゲームも怖くない!いざという時に使える即興インストの方法

参加者のレベルを把握する

インストを始める前に、参加者のボードゲームに対する習熟度/理解度を把握しましょう。

インストをする相手がゲーマーか、初心者か、子どもかによってインストの解像度が変わってくるからです。

初対面の参加者のレベルを確認する方法としては、

「このゲームをやったことのある方はいますか?」
「普段ボードゲームはよく遊ばれますか?」

と、ゲームを始める前に声をかけるのが効果的です。

参加者のレベルが事前に分かれば、インストする側も気持ちが楽になります。

既プレイの方には途中でルールの抜けをフォローをしてもらうことができますし、初心者の方にはルールが理解できたかどうか、ゲーム前に確認することができます。

卓に初心者の方が多ければ、細部を端折った説明や専門用語の多用はできる限り避けるべきです

インストの手順

準備が整ったら、インストを始めます。

ゲームによって多少の違いはあれど、インストの手順は基本どのゲームでも一緒です。

基本的なゲームの流れを頭に入れた上で、細かな数値の確認用にルールブックを使います。

  • 手順1
    テーマの紹介
    遺跡を探検してお宝をたくさん取るゲームなのか、はたまた近未来のレースゲームなのか、ゲームのテーマを一言二言で軽く紹介するといいでしょう。
  • 手順2
    勝利条件の確認
    手札を全て無くした人が勝ち、勝利点を○点取った人の勝ちなど、最終的に何をしたら勝てるのかを説明します。勝利条件を最初に把握できると、その後の説明が俄然聞きやすくなります。
  • 手順3
    初期値/初期状態の確認
    手札枚数やコマの位置など、ゲーム開始時の初期値を説明します。
  • 手順4
    手番にできること
    手番にできるアクションを順番に説明します。例えば3つの中から1アクションを選んで行う場合であれば、「手番にできることは3つあります。」と最初に数字を伝えるとさらに効果的です。この時口で説明するだけでなく、カードやコマを動かして、実際にアクションを見せるようにするといいです。
  • 手順5
    ラウンド/ゲームの終了条件
    ラウンドやゲームの終了条件を説明します。例外となるルールなどもこのタイミングで説明します。
  • 手順6
    勝利条件の最終確認
    最後にもう一度、勝利条件を確認しておきましょう。

ポイントは、ただ聞くだけのインストにならないように注意することです。

インストは基本、相手の説明を黙って聞いていなければならない退屈なものだということを覚えておいてください。

そのためインスト中は、ボード上に変化を加えながら説明したり、参加者に実際に手を動かしてもらったりして、視覚的にルールを理解してもらう工夫が必要です。


iPhoneの生みの親であるスティーブ・ジョブズは、聴衆の集中力はプレゼンテーション開始から約10分で切れてしまうことを知っていました。

ジョブズはその上、プレゼンの途中で意図的に動画や参加型ワークショップ挟むことで、観客を飽きさせないプレゼン作りに努めました。

関心がある方は、『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』を一読されることをおすすめします。プレゼンに関するエッセンスがまとまった良著です。

ボードゲームのインストも、一種のプレゼンテーションです。

参加者の関心を保ち、聞き終わった後に「さあ、ゲームを始めよう!」とワクワクさせるようなインストが理想形と言えます

攻略法の伝えすぎには要注意!
ゲーム開始前に、良かれと思って「こうした方が良いよ!」というアドバイスをたくさんくれる方がいます。ゲーム初心者にとって、アドバイスは参考となりますが、伝えすぎには注意が必要です。ゲームを攻略していく過程にこそ、ボードゲームの面白さや醍醐味が詰まっています。プレイのアドバイスは必要最低限に留めておくのがベストです。

インスト中の質疑について

インストの途中で、「この場合はどうなりますか?」と気になる部分を質問してくれる方もいます。

そんな時は質問の内容を判断して、2つのパターンで対応するようにしています。

  1. その場で答えられそうな時
  2. その場で説明できそうなものに関しては、すぐに回答します。誰かが疑問に思っていることは、他の参加者も同じようにモヤモヤを感じていることが多く、一度に疑問が解消できてお得です。

  3. 後で説明した方が良さそうな時
  4. 説明上、後で説明した方がわかりやすそうな時は、「その部分に関しては後ほど説明します」と言って、後で補足するようにします。

質問をもらった時は、ルールを噛み砕いで説明できる絶好のチャンスです。

重めのゲームをインストする場合は、要所要所で「…ここまでで質問はありませんか?」と、こちらから質問を募るのもアリです。

バーっと一気に説明されるより、一呼吸置きながら頭の整理ができる時間を設けた方が、より親切なインストになります

多少失敗しても気にしない!

インスト上達の一番の近道は、回数をこなすことです。

当然ながら、1回目より2回目、2回目より3回目の方がよりスムーズにポイントを絞ったインストができるようになります。

インストできる機会があれば、勇気を出してインスト役を買って出ましょう。

また、初めてインストするゲームで多少のルールミスが発生してしまうのは仕方のないことです。

きょーみ

わたしもたま〜にやらかします…が、気にしない!切り替える!

もしゲームの途中で「何かおかしいな…?」と感じたら、致命的なルールの抜け、間違いがあるかもしれません。

そんな時は一旦ゲームを止めて、今一度ルールブックを確認しましょう。

まだゲーム序盤であれば、最初からやり直すのも一つの手です。

しかし、ゲーム中盤以降にルールミスに気づいた場合、明らかにゲームバランスを大きく崩すものでない限り、途中でルールを変更するのは控えた方がいいです。

途中でルールを変更されると、どうしても「最初からそのルールだったら勝ててたのに…」「無駄に時間を費やしてしまった…」という負の感情が湧き上がってきてしまいます。

口出ししたい気持ちはグッと堪えて、次のゲームから気をつけるようにした方が、結果的にその時間を楽しく過ごすことができます。

おわりに

インストのちょっとしたコツとテクニックについてご紹介しました。

ボードゲームのインストをされる方へ、少しでも参考になれば幸いです。

他にもこんなコツがあるよ!というコメントも大歓迎です。是非お気軽にコメントください。

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