ドイツ年間ゲーム大賞2020 大賞＆ノミネート作品概要

ドイツ年間ゲーム大賞 2020が発表されました。ドイツ年間ゲーム大賞（Spiel des Jahres 2020）、子どもゲーム部門（Kinderspiel des Jahres 2020）、エキスパート部門（Kennerspiel des Jahres 2020）より、大賞受賞作品＆ノミネート作品を紹介します。

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目次

1. ドイツ年間ゲーム大賞2020
   1. 大賞受賞作品
   2. ノミネート作品
2. 子どもゲーム大賞2020
   1. 大賞受賞作品
   2. ノミネート作品
3. エキスパート大賞2020
   1. 大賞受賞作品
   2. ノミネート作品

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ドイツ年間ゲーム大賞2020

大賞受賞作品

ピクチャーズ（2019）
_{3-5人 / 8歳+ / 20-30分 / コミュニケーション}

場にある16枚の写真カードの中から、親に割り当てられた1枚を当てるゲーム。親は「積み木」「靴ひも」「アイコンカード」「石と棒」「カラーキューブ」の5種類のアイテムの中から1つを選び、写真をアイテムで表現してお題を伝える。

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ノミネート作品

ライナー・クニツィア氏によるタイル配置ゲーム。各プレイヤーに1枚ずつ配られるボード上に建物タイルを配置し、自分の街を築き上げる。カードをめくって出た種類のタイルを、全員同時に自分のボードに配置していくシステム。

シナリオ毎にルールが追加される「レガシーモード」と、最初から地形がセットアップされ何度も楽しめる「リプレイモード」が収録されており、1セットで2度おいしい。日本語版は近日発売予定。

ウヴェ・ローゼンベルク氏によるタイムトラックのシステムを採用したタイル配置ゲーム。『パッチワーク』に似たシステムで、コマが後ろにあるプレイヤーが先に行動し、タイルを取って配置する。

4色のタイルを組み合わせ、条件を達成するとタイルにチップが置ける。手持ちのチップを先に全てなくした方の勝ち。

子どもゲーム大賞2020

大賞受賞作品

ハリネズミをおうちに帰してあげるレースゲーム。テニスボールのようなハリネズミのボールを転がして、りんごやきのこ（マジックテープのような素材が付いている）をボールにくっつける。集めた素材を使ってハリネズミを進める。

ボードの組み合わせを変えることで、きつねから逃げる協力プレイモードも楽しめる。

ノミネート作品

水槽の中にいる色取り取りな魚の中から、正しい色の魚を素早く探すゲーム。プレイヤーはカメラのタイルを1人1枚ずつ持つ。2つのダイスを振って出た色の魚を、カメラを動かしながらタイルの中に過不足なく収める。

最初に「ピ」と言ってから2回目に「ピ」と言うまでの間に、ロボットがどこまで進んだかを予想するカードゲーム。ロボットを演じるプレイヤーはカードをこっそり見てゴール地点を確認する。

低速・中速・高速のうち、どの速度でロボットが動くかはあらかじめ他のプレイヤーに伝える。ロボットの速度と「ピ」と「ピ」の時間間隔を頼りに、ゴール地点を予想して当てる。

エキスパート大賞2020

大賞受賞作品

協力してミッション達成を目指す、協力型トリックテイキングゲーム。プレイヤーに割り振られたタスク「（例）赤の3を獲得する」をクリアできるようにカードをプレイする。

ノミネート作品

各自自分のゲームシートに住居や森などのシンボルを書き入れて得点を稼ぐ。モンスターのカードが出たら、互いのマップにモンスターのシンボルを書き込んで邪魔をする。

春夏秋冬それぞれのフェイズで異なる目標が設定されており、シーズントータルでの勝利を目指す。

王様の側近となって王様が抱える様々な政治的な課題に寄り添い、国を導く。決断によってルートは幾重にも分岐、何度もプレイすることで一つの物語へとつながるレガシーシステムを採用している。

自分の家系を伸ばすことも考えながら、知恵、食料、富などの国政を表す5つのパラメータをコントロールしよう！物語が進んだ時に開くカードの入った封筒が75通も同梱されている。

• Spiel des Jahres 2020 ドイツ年間ゲーム大賞2020公式紹介ページ（独）